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2025/12/28 18:30 NEW

Fジュニアは2勝1敗も予選G敗退 エース・岩野がバットで雪辱の公式戦初アーチ【NPBジュニアトーナメント】

一回無死二塁、右翼特設フェンス直撃の先制二塁打を放つ岩野=撮影・西川薫

■NPBジュニアトーナメント(12月28日、東京・神宮球場ほか)
▽予選グループC 日本ハムジュニア10-0オイシックス新潟ジュニア

※四回コールドゲーム

 

先制二塁打&ダメ押し2ラン

 1勝1敗で最終戦に臨んだ昨年準Vの北海道日本ハムファイターズジュニアは、11安打10得点の猛攻で四回コールド勝利を挙げて2勝1敗としたが、広島ジュニアが3戦全勝したためにグループリーグ敗退が決まった。一回に無死二塁から夕張市出身の2番・岩野崇來外野手(6年)が右翼特設フェンス直撃の先制二塁打を放つなど打者一巡の猛攻で7得点。さらに岩野は続く三回の第3打席で走者を三塁に置いて、公式戦初本塁打をマークするなど、プロ野球選手への登竜門と言われる大会でスケールの大きさを示した。

一回無死二塁、右翼特設フェンス直撃の先制二塁打を放った岩野(左)。中継プレーがもたつく間に一気に三塁を陥れた

 

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3打席目は打った瞬間に確信

 ソフトバンク柳田ばりにフルスイングした岩野の打球は、乾いた音を響かせ神宮の空に高々と上がった。1打席目はフェンス直撃の二塁打だったが、三回には正真正銘、柵越えの2点本塁打。打球の行方を確認すると、バットをポーンと放り投げてダイヤモンドを1周。「1打席目はちょっとインコース気味、3打席目はど真ん中でした。もう打った瞬間、行ったと思いましたね」。三塁を回りながら、少し気恥ずかしそうに三塁側ベンチに向かってキツネポースを披露した。

広島との初戦で本領を発揮できずも 残り2試合は打席に立つ度に…

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