ロッテを戦力外となった田中楓基がJR北海道入り 佐々木朗希からも激励の言葉
26年1月1日より社会人野球のJR北海道に加入する田中
来年1月1日付けで加入
今季限りでロッテを戦力外となった旭川出身の152キロ右腕・田中楓基投手(22、旭川実業)が、26年1月1日付けで社会人野球のJR北海道クラブに加入することがわかった。
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「プロとは違う心境。すごい…」
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10月7日に旭川に戻って2カ月半。ようやく進路が固まった。即戦力としての活躍が期待される右腕は「社会人で働くので、プロ野球の時とは違う心境。すごい楽しみ。JR北海道の選手は面識のない方ばかりなので、どんな方がいらっしゃるのか楽しみ。セカンドキャリアとして取ってもらっているので、会社に貢献したい。1年目から戦力になれるように頑張りたい」。新天地での再スタートに力を込めた。
2023年8月26日の日本ハム対ロッテ戦で先発登板した田中
良い報告ができるように
先日、ロッテの柳沼強担当スカウト(51)が主催する「柳沼会」が今年も開催された。MLBドジャースでワールドシリーズ制覇に貢献した元ロッテの佐々木朗希投手(24)とも再会を果たした。「頑張って、と言ってもらいました。再会は1年ぶり。朗希さんだなという感じ。変わっていなかった」。次に会う時に良い報告ができるような活躍を地元・北海道で目指していく。

強力なピース
チームには、入社式や研修を経て1月12日に合流する。旭川に戻ったあとも、母校などで精力的にトレーニングを続けてきた。ロッテで支配下契約を勝ち取ることはできなかったが、4年間、生き馬の目を抜くプロの世界で培った力は、戦力として十分。「チーム合流に合わせて調整してます。今のところ万全です」とキッパリ。2年連続で東京ドームを狙うチームに、強力なピースが加わった。
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