【一問一答】伊藤大海 有原加入に共闘を誓う「楽しみな部分が多い」
エスコンでの自主トレでキャッチボールをする伊藤=撮影・松本奈央
今に生きるダルビッシュの教え
日本ハムの伊藤大海投手(28)が9日、エスコンフィールド北海道で自主トレを公開。チームの後輩、金村尚真投手(25)、細野晴希投手(23)、松本遼大投手(23)とキャッチボールやランニングメニューで汗を流した。練習後、報道陣の取材に応じた一問一答は以下の通り。
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―年が明けて9日、どんな新年を迎えたか
「いつも通りじゃないですけど、なんか、より今年はやれるかなって思いながら過ごしました」
―おみくじは引いたか
「おみくじは引きました。鹿部神社で(大吉が出るまで)4回引いて大吉で、函館八幡宮で2回引いて大吉でした」
―完璧ですね
「ありがとうございます」
―自主トレのテーマは
「普段の練習とそんな変わんないですけど。1月だけまた違うことをやっても意味ないので。年間を通してやるベースをまずしっかり見直してっていうところで。けがなく1年間戦えるそのベースをしっかりまず見直すっていう作業をしています」

―現時点での手応えは
「まだボールを投げて2日目とか。2カ月ぐらいボールを投げなかったので、まだまだこれからかなとは思いますけど」
―一緒に時間を過ごす後輩も増えてきたが、どんなことを伝えながら
「本当4人とも共通して、けがをなく1年間投げられるっていうところに着目してやってるので、そこは4人と情報をこう共有しながらやってますし、細かいことをちゃんと言い合えるようなそんな1カ月にしたいなと思います」
―春季キャンプまであと20日ほど。どのような状態で入っていきたいか
「4人とも違うキャンプインの形があると思うので。仕上がるスピード感っていうのはまた違うと思いますけど、まず僕はしっかりこう、なんていうんですかね、ボリュームももちろんそうですし、全体に混ざった時にけがのないように、まず土台づくりからしっかりしていきたいなと思っています」
ともに自主トレをする(左から)松本、細野、伊藤、金村
―日本代表メンバーに選出されているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)への思いは
「すごく楽しみです。自分の投球ができるようにしっかり、こうやっていきたいなというのはあります」
―使用球での練習は
「まだきょうで2日目なんですよ。ボールを投げること自体が。今のところ特に問題ないかなと思います」
―シーズンの開幕投手も任されている。WBCに向けた調整との兼ね合いは
「やったことないので分かんないですけど、できる限りの対応と、もちろんWBCもものすごく大事ですけど、ファイターズとしてもすごく大事な1年間になるところで。責任持ってしっかりやりたいなと思います」
―新庄監督は中5日で回ってほしいとも話していた
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「昨シーズン終盤、中5、中4ってありましたけど、特に大きな問題はなかったので。それをシーズン通して1年間やるとなるとまだ分からない部分もありますけど、それにしっかり対応できるような準備とベースづくりをこの1月にできたらなと思います」

―昨季、最多勝のタイトルを分け合った有原が加入する
「チームとしてはすごく大きいことだと思いますし、最多勝がまた争えるように2人でしっかりやっていきたいです」
―先発投手の層が厚くなる。自身の役割は
「それは変わらないですけど、やっぱりこう1 年間ローテーションを守り続けるということ。個人的にはそのチームの中で一番、イニング数を投げたいっていう。そこを目標に戦っていきたいなと」
―あらためまして2026年の目標は
「優勝しかないですね。それだけです。個人的なのはどうでもいい」
―今後、キャッチボールのペースは
「このまま毎日というか、練習日はボールを投げるような形で。キャンプへ行くまでに50メートルぐらい投げられたらいいのかなと思って」

―おみくじは大吉が出るまで複数回引いたと。身に染みるような言葉はあったか
「なんだろう? でも、なんか時間をかけてでも成功するみたいな意味合いで書いていたので。いろんな時期があると思いますけど、最終的に目標をかなえられるようにというふうに僕は受け取ったので。そういうことを考えて日々過ごしていきたいなと思います」
―WBC に向けて昨年の段階であまり意識しないで調整したいと話していたが
「変わっていないですね。そこは。たぶん誰かがそうやって言っちゃったから、そういうふうにみんな認識してるだけで。実際、その時期にオープン戦なり、もうゲームができる状態だとは思うので。誰かがつくった固定概念にとらわれないテーマでやっています」
―昨年はキャンプでブルペンの球数も少なかったが、今年も
「そうですね。なるべく少なくというか、必要な数でいいかな。必要最低限でいいかなと思うので。最少を目指して頑張ります」
―自主トレメンバーの〝チーム大海〟でディスカッションする時間もある
「そうですね。ウエートの時間を合わせてやっていて。そこで意識の共有だったり、逆に普段どうなってるとかっていうのを話し合いながら。前のクールとこのクールはちょっとそういう時間にしながら、いろんなコミュニケーションを取りながらやっているなとは思います」
―後輩から学ぶこともある
「そうですね。松本遼大から学ぶことは何もないですけど(笑)」
松本(手前)を笑顔で見守る伊藤
―有原とは、入団が決まってから連絡を取ったか
「いや、連絡先は僕ちょっと存じ上げてないのであれですけど。はい、あのCS(クライマックスシリーズ)の時もウエートルームでちょこちょこ話はしてたんで、楽しみな部分が多いです」
―後輩たちと一緒にやることによって得られることはあるか
「感覚が人それぞれ違いますし。それを聞くのも楽しいですし、いろいろ自分の思ってたこと、感じてたことと違うニュアンスの解釈があったりはするので、そこはすごく自分自身、勉強になります。逆にこういうタイプの選手には、こういう方が伝わるんだとかっていうのは出てくるので、自分のプレーもそうですけど、これから人に何かを伝えていくっていった時に、そういうのすごく生きてくると思うので。いろんな感覚といろんな言葉というか、いろんな知識を含めて学んでいけるのはお互いにとって大きいことだなと思います」
―立場的にも年上になり、後輩たちに伝えていきたいという気持ちも大きくなっている
「そうっすね。いつまで伝えられるか分からないので、出し惜しみなく伝えていければ」
―自身もダルビッシュにいろいろ教わったからこそ
「それはやっぱ、かなり大きいかなと思います。しかも自分が言葉にして伝えるってすごく難しいことなので、相手に伝わるようにどういう角度で伝えたらいいかなって、かみ砕くことで余計、僕自身も学びになってくるので、忘れないですし。なので、伝える大切さっていうのはダルビッシュさんから教わった部分が、おそらく大きいかなと思います」
23年のWBC宮崎合宿でダルビッシュ(右)とブルペン入りした伊藤
―WBCと、レギュラーシーズン。頭の中の割合は
「なんていうんですかね。言葉選びがすごい難しいんですけど。WBCだからどうこうってのはあんま意識してないです。2月もいつも通り過ごせば、3月に投げられる状態にはあると思うので。あまりこう特別そこに意識を置いて、その後が良くないっていうのがちょっと嫌なので。3月に投げられていれば問題ないと思うので」
―2カ月間投げていないのはすごい。キャンプ初日に50メートル投げられればいいというのは
「誰かがつくった常識をぶっ壊していきたい。そんな無理しなくていい時期なんで」
―昨年のキャンプ初日はブルペンに入っていない
「入っていないですね」
―50メートル以上は投げている
「投げてないです。40メートルとかで終わった記憶があります」
玉井(右)と笑顔で言葉を交わす伊藤