【一問一答】上川畑大悟 反撃へのキーポイントは打撃改善 「そこで勝負していくしかない」
会見で記者の質問に答える上川畑=撮影・松本奈央
レギュラー奪取を期す2026年シーズン
日本ハムの上川畑大悟内野手(28)が25日、球団との契約更改交渉に臨み、500万円減の年俸3900万円(金額は推定)でサインした。2023、24年と100試合を超えていた1軍出場数は、今季35試合まで激減。オフ期間に課題の打撃改善に取り組み、レギュラー再奪取に向けて反攻の足がかりを築く。会見での一問一答は以下の通り。
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―サインはしたか
「はい」
―金額のアップダウンは
「ダウンです」
―球団からの評価は
「こんなものではないだろうと。自分でもこんなものではないと思っているので、やり返せるようにしたいです」

―今季は35試合出場。出場機会になかなか恵まれないシーズンとなった
「本当に1年通して悔しいシーズンでしたし、若手も多くなってきてなかなか厳しいですけど、僕もまだまだ20代なので、若さを忘れずに、来年またやり返すしかないかなと思います」
―自身の中で見えてきた課題は
「バッティングだと思います。打てれば試合に出られると思うので、ここは本当に課題だと思いますし、頑張りたいと思います」
―二遊間のレギュラーを勝ち取る中で打撃で必要なことは
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「長打を打つバッターはたくさんこのチームにいるので、つなぎ役であったりだとか、しっかりチャンスメークできるような選手になっていけば、出場機会も増えていくのかなと思います」
―ファームで自分を見つめ直す時間はあったか
「こんなに長くファームにいたシーズンは今までなかったので、いろいろ思うこともありましたけど、しっかり技術にも向き合える時間はたくさんありました。野球をうまくなるためにやってこられた1年であったかなと思います」
―1軍は優勝争いをしたシーズン。どのように見ていたか
「1軍が優勝争いしている中でファームにいるというのは本当に情けなかったですし、歯がゆい思いもありました。本当に悔しいシーズンだったかなと思います」

―ファンフェスではたくさんのお客さんに期待の声をかけられたのでは
「今年は北海道のファンの皆さまに、なかなか良いプレーをお見せすることができなかったので。来シーズンは必ず開幕から一つでも多く良いプレーを、ファンの皆さまに見せられるようにやっていきたいなと思います」
―来シーズンに向けて、このオフに特に取り組んでいきたいことは
「先ほども言ったんですけど、一番は本当にバッティングだと思うので。ぶれることなく、やるべきことをしっかりやっていくオフになるのかなと思います」
―自主トレはどこで行うか
「今年は鎌ケ谷でやっていこうかなと思います」
―プライベートで何か考えてることはあるか
「娘が誕生日なので、そこで毎年ディズニー(ランド)には行っているので。娘のためにディズニーに連れていってあげようかなと思います」

―打撃が課題という話だが、取り組みで考えてることは
「打球速度とかでは、みんなにかなわないので、しっかり打球の角度を。毎年言っているんですけど、そこで勝負していくしかないので、しっかり打球角度を管理できるように、良い打球角度で打っていけるようにやっていくのが大事かなと思います」
―打球角度をもっと上げるということか
「上げすぎても良くないですけど、しっかりヒットになる打球角度というのが、最近はデータで出ている。そこに打っていくように練習から意識していくしかないかなと思いますね」