【一問一答】梅林優貴 〝師匠〟ムーキー・ベッツに「1軍の成績をちゃんと見せられるように」
会見で記者の質問に答える梅林=撮影・松本奈央
今オフは渡米を計画
日本ハムの梅林優貴捕手(27)が25日、球団と契約交渉を行い、30万円増の年俸830万円(金額は推定)で更改した。今年1月にはワールドシリーズを制したドジャースのムーキー・ベッツと合同自主トレを行った。このオフは自ら渡米し、直接指導を受けることをもくろんでいる。会見の一問一答は以下の通り。
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―サインはしたか
「しました」

―金額はアップ、ダウン
「少しだけアップで」
ー言える範囲で球団からの評価
「2軍にいたのでネガティブな感じでいたんですけど、球団としての評価がすごいあるからって言っていただけた。来年に向けたモチベーションになりました」
―今季は2試合の出場。振り返って
「ファームでは自分が思うようにではないんですけど、いい成長を感じることができてたと思うんですけど、今年1年たって、NPBの上のクラスの投手と対戦して、やっぱこのこのままじゃダメだなって一層、感じた。あのピッチャーを打つための練習、トレーニングをどうやってしたらいいかなっていうのはすごく感じた試合ではあったので、いい経験ができたなって思いました」
―1軍の試合をどんな気持ちで見ていたか
「今年出た田宮だったり、郡司だったり、ここ3年で立場が本当に天と地くらいと自分の中で感じている。本当に悔しい気持ちがすごくあったのでCS(クライマックスシリーズ)の時も宮崎(フェニックス・リーグ)で若い選手と見ながら、全然、立場が違う選手を見てたんで。本当に早くあの場に入ってやらないといけないと思う。その気持ちでずっと見ていました」
―オフの自主トレで考えてることは
「毎年、何かしら自分の中で変化を持っていたんですけど、今年は年始めにバッティングフォームを変えるきっかけがあったので、今年もまたその人と練習できたらなと思いながら。今年はちょっと続けていきたいなって思ってるので、来年に向けて継続して、いい形が出るようにいきたいと思います」
―昨オフはドジャースのベッツと合同トレーニングをした
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「今年1月に3日間しか練習をしていないんですけど、その時に本当にベッツが自分の中で大切にしてるドリルだったり、考え方を言ってくれた。その場では本当に聞くだけだったんですけど、1年間やってみて、ちょっとずつこうだったんだろうなっていうことがいろいろあった。本当に貴重な3日間だなっていうのはすごく思います」
―来年はベッツにいい報告を届けたい
「もちろんそうですし、タイミングが合って直接、会えた時に、2軍だと成績とか見ることはできないと思うんで、1軍の成績をちゃんと見せられるようにしたいと思います」

―今オフもベッツと会う予定か
「今、アポ取りというか、いつ行けるかなって話をしてるんですけど、そのタイミングが合えば、もういつでも行く準備はできている。行けたらなと思います」
―アメリカで
「そうですね。アメリカに行こうかなと思ってます」
ー何日間ぐらい行けたら
「でも本当、3時間ぐらいって言われても行こうかなってずっと思ってるんで。いれればいれるだけ、いたいなと思いますね」
―それぐらい短くても直接、会って教えてもらいたいか
「やっぱり文章だと気を使っちゃう部分もあるんで。直接、会って話せたら一番いいかなと思うんで、行けたらなと思いますね」
―自分で英語でやりとりしてる
「そうです。海外の翻訳アプリと、あと日本でいうLINEのようなアプリがあるんで。山口アタルっていう僕の通訳がいるんで(笑)。通訳してもらいながら」
―山口も一緒に行く
「アタルに言ったんですけど、やっぱり資金がないって話だったんで、行く時は1人と、あとはドジャースの関係者の人は付いてきてくれるみたいなんで、その人と一緒に行こうかなと思ってます」
―ロサンゼルスあたりに
「今のところはそうかなとは思ってますね」

―時期は
「12月はホント、野球の練習をしないっていうふうに聞いてるんで、1月に行けたらなと思いますね」
―あらためて会って確認したいところがある
「やっぱりベッツも今年はなかなか苦しいシーズンだったみたいなんですけど、いいきっかけをつかんだのが、マイナー時代の映像を見て、その時のいいタイミングがあったっていう話を記事で見たので。そういうのってホント、僕にもつながることは絶対あると思いますし、誰にだってそうだと思うんですけど、聞いてみたいなと思いますね」
―これまで海外へは?
「海外はなくて。入団の時にパスポート取ったんですけど、1回も使わずにまだ」