ファイターズ
《ハム番24時》11月6日
つい最近、報道陣の間で野球マンガが話題に上がり、さまざまな名作について意見が飛び交った。世代によって好みが分かれる分野。選手の考えも聞いてみたいと思い、マンガ通として知られる今川を直撃した。
野球漫画といえば―という質問に「僕はMAJORを見て育ちました。小学生ぐらい。入りはアニメです。正月に一気に再放送とかやっていて、家族みんなで見ていました」と答えてくれた。実際、影響を受けたそうで「野球をやっていない友達も全員が見ていました。僕の周りは好きな人が多くて主題歌だったロードオブメジャーの『心絵』は全員が歌えるくらい。野球をやる入り口になったマンガの一つです」と力説した。
記者もMAJORは全巻、保有するほど好きな作品だった。主人公が過酷な運命に翻弄されながら、大きな夢をかなえていくストーリー。たぶん、〝執念先輩〟の生き方に共通する面がある。
「友情とか、目標に向かってやる熱い感じ。高ぶらせてくれた。僕の一番下の弟は、13歳離れているんですけど『まず、これ見ろ』とMAJORを教えて。その後にやる気を出してちょっと練習をしてくる、みたいなことがあったんですよ。興味を持ってもらう上で、すごいアニメだと思う。学びがあり、笑いあり、感動あり。何回泣いたか分からない」。100%共感。その魅力を代弁していただき、ありがとうございます!