2025自己採点~水野達稀の場合~「(チームMVPは)郡司さん。たまに言うしょうもないボケも好きです」
日本ハムの長い戦いが終わった。宿敵のソフトバンクと終盤まで優勝を争い、CSファイナルでも激闘を演じた。道新スポーツデジタルでは選手個々の成長や奮闘に焦点を当てた「2025自己採点~の場合」を不定期連載する。取材班が「俺が選ぶチームMVP」「お世話になった人、感謝したい人」などのテーマに沿って聞いた。


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「むずいっすね…。70(点)で。結果的に数字を見ると、ヒット数は去年と一緒ですけど、一応全体的にキャリアハイだったので。まだまだ低いレベルのキャリアハイですけど、自分の中で去年の成績を超えるって意味では多少、評価しました」

「リハビリ中でテレビで見ていたんですけど、広島の(7点差を追い付いての)逆転ですね。(延長十回に)たみちゃん(田宮)のサヨナラ(本塁打)で。家で見ていましたけど。最初、負けていて、携帯とかいじっていたら、なんかどんどん点を取っていて。すげえなって思いました。ファンとして見ていました。普通にすげえチームだなと思いました。個人的にうれしかったのは、ベルーナで(西武の)今井さんからのホームランです。あれはうれしかったですね。去年の(オリックスの)宮城くん(から打った本塁打)くらいうれしかったです」

「去年も言いましたけど、体づくりですね。下半身がシーズン終盤にかけて結構しんどかったので。ちょっと強化したいなって思います。(球団トレーナーの)神林さんにメニューを組んでもらうので、神林さん次第ですね」

「考えますね…。感謝したいのは(吉田)賢吾ですかね。僕、エスコンに最後の方とか(車で)1人で行っていたんですけど、あんまり人を乗せたくない。朝とか寝起きとか、しゃべりたくないじゃないですか。1人で行くのが好きなんですよ。でも、賢吾が(1軍に)いた時は、行き帰り(車に)乗せていたんですよ。賢吾は苦じゃなかったです。おもろいのでアイツ。めちゃくちゃおしゃべりで、たまにウザい時もあるんですけど(笑)。でも、嫌な気はしなかった。なんやかんやシーズン序盤、一緒にいて(1軍に)いなくなったらいなくなったで…寂しかったですね。試合終わりとかも、きょう飯食って帰らない?とか寄り道したりしたので。(今季加入した吉田とは)もともと面識なくて、キャンプで初めまして、で。なんで仲良くなったのかは正直、分からないですけど、アイツも(感謝したい人に)僕を選ぶと思いますよ。僕じゃないとおかしい」

「郡司さんじゃないですか。もちろん、いろんなポジションやっていますし、なんとかしてほしい時に、なんとかしてくれる人。見ていて、なんでこのピッチャー、簡単に打つの?って。サヨナラとか、ここってところで打ってくれる。レイエスもすごいですけど、場面、場面で自分の役割を理解していて頭が良い。僕、結構(バッティングについて)聞くんですけど…僕としゃべっている時、郡司さんからいつも言われるのが、僕のレベルに合わせて言葉を選んでいると。そこだけっすね。郡司さんに納得いかないのは(笑)。僕のことを頭が悪いと思っている。たまに言うしょうもないボケも好きですね。僕レベルに合わせたボケって言うんですけど。会話の中で小ボケを挟んでくる。それも結構ツボです。僕もしょうもないこと郡司さんに言って、こういう(冷めた)目で見られるんですけど、それを郡司さんも楽しんでいます」