水野達稀 得意のCSへ〝プチ同級生会〟でパワーチャージ「効果あると思います」 今回の〝会計係〟は…
バント練習をする水野=撮影・桜田史宏
英気を養って大一番へ
日本ハムの水野達稀内野手(25)が11日から始まる「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージで〝ゴチパワー〟を力に変える。
休前日の8日に中華料理店で〝プチ同級生会〟を開催。金村尚真投手(25)にごちそうしてもらい、「その効果があるといいですけどね」と願った。
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10日は守備、バント練習でみっちり汗を流した。「しっかりやりましたよ~。また、嫌な戦いが始まるなって。緊張感というか、あした(1戦目)は負けたら終わりじゃないですけど、(それ以降は)負けたら終わり。去年とはまた違う感じがしますね」と表情を引き締めた。
昨季はCSで打率.400をマーク!
社会人・JR四国出身の水野は、短期決戦に強い。昨年のCSでは6試合に出場し、打率.400(20打数8安打)。ファーストステージ第3戦で、右中間へ決勝の2点三塁打を放ったことは記憶に新しい。
「社会人の時から、こういう負けたら終わりみたいな戦いは意外と強いので。自分でも期待しながらやりたいなと思います」と自信ものぞかせた。
2024年10月14日CSファーストステージ第3戦、七回2死一、二塁、水野が勝ち越しの2点適時三塁打を放ち、塁上でほえる
今回のメンバーは…
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水野にとって、気の置けない仲間との時間が活躍につながっている。今年も仙台遠征中に行われた〝プチ同級生会〟で水谷においしい肉をごちそうしてもらい大爆発。「仙台とか、ジェッシー(水谷)のおかげで。ポイントになっていますね」と振り返る。CSを前に同学年のメンバーで〝決起集会〟を実施し、「休み前の日に中華、行きました。(メンバーは)金村、万波、矢沢っすね」
2000年度生まれのミレニアム世代はチーム内に多く、とにかく仲が良い。休前日になると、自然と食事に行く流れになるという。「オフ前だから行くっしょ、みたいな感じで。誰かが予定あったら行かないですけど、金村と2人で行くこともありますし、マンチュウ(万波)と2人で行ったりすることもありますし。どっちが誘うというか、ノリですね。きょう行くっしょ?みたいな」

ぜひとも聞きたい! 「金村のおかげです」
今回もいつもの流れで、食事に行くことに。「僕たちが好きな焼き肉屋あるんですけど、そこに行くとなったらマンチュウ、金村といつも一緒に行くんですけど、その日は矢沢も呼んで。焼き肉屋、空いてなくて急きょ、中華に切り替えました」。行きつけの店に入れなかったが「中華もうまかったので効果あると思います」と絶品メニューでパワーを蓄えた。
しかし、1つ心配なことが。万波の発案で、じゃんけんで負けた人が〝会計係〟に。その日は、金村が担当したという。「金村が支払ったというのがちょっと…。アイツはイジられる系なので(笑)。金村のおごりで打てたらいいですけど、あまり期待はしていないです」とニヤリ。金村のおかげです―。そんなコメントが聞けるかもしれない。
