コンサドーレ
2025/10/18 17:00 NEW

《富山戦前日》選手が戻ってくれば当然、競争も生まれる。チームに良いエネルギーを《柴田Talk》

 

疲労軽減のため2日前に移動し現地で最終調整

 北海道コンサドーレ札幌の柴田慎吾監督(40)が、19日に行われる第33節・富山戦へ向けて囲み取材に応じた。一問一答は以下の通り。(18日の現地練習は完全非公開。取材は17日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場で実施)。

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ー中断期間にチームへ落とし込んだことは 
「内緒です」 

ー言える範囲でお願いします 
「攻守それぞれに課題があったので修正しました」 

ー中断期間中に行われた紅白戦は躍動感があった 
「すごく良かったと思います。あとは本番で、Jリーグのピッチの上で富山を相手に(取り組みの成果を)出せるように。最後は(試合前々日に)向こうへ移動して練習ですけど、良いトレーニングができたらと思っています」 

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ー練習での取り組みを試合で出すのは難しい 
「まさしくその通りです。相手があってのフットボールですし、自分たちの狙い通りにいかないことがたくさんあります。自分たちの狙いをしっかり持ちながらも、目まぐるしく変わる状況に対して、ピッチ内では選手が、ベンチではハーフタイムを含めて修正するのが我々の仕事。それを残り6試合で、どれだけできるか。それが我々のできるマックス、勝ち点18を取ることにつながると思うので、そこに向けてしっかりやりたい」 

ー富山は降格圏の18位に沈んでいる 
「他のチームの状況は、それぞれいろいろあります。昇格争い、残留争い、中位で上も下もないなど、いろいろな状況がありますが、我々は相手関係なく強い気持ちを持って勝ち点3へ向かいたい。相手うんぬんという話は選手たちに一切していません」

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ー富山は前節で久々の勝利を挙げた。今、抱く印象は 
「しっかり組織的に攻守にハードワークするチーム。相手のホームですし前節の勢いそのままアグレッシブに来ると思います。天気も雨予報ですし、富山の気候やピッチ状況など、いろいろなものに対応して勝ちたいと思います」 

ー富山のフォーメーションは3-4-2-1。ミラーゲームが予想される 
「蓋を開けてみないと分かりませんが、その想定で準備をしています」 

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ー試合前日に現地で調整するのは珍しい 
「(トレーナーの)京谷さんからは、移動が大変でデータ的にも数値が良くないという(話をされている)。今回はクラブとして、2日前に移動して向こう(現地)でトレーニングするというチャレンジをします」 

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ー1日違うだけでも気候への適応ができるか 
「気候よりも移動疲れを軽減することですね。スタッフでも疲れますから、90分戦う選手たちはより厳しい。僕も選手時代に経験していますが、その負担を少しでも減らして選手たちがベストパフォーマンスを出すためのクラブとしての努力です。暑熱対策や環境への順化よりも、一日早く移動することによる疲労軽減が狙いです」

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ー中断期間にケガ明けの選手たちが戻って来た 
「選手が戻ってくれば当然、競争も生まれる。チームに良いエネルギーをもたらしてほしい。今回は悔しい思いをする選手もいるけど、まずは選ばれた選手たちで勝ち点3を富山戦で取る。(トレーニングの)最後に選手たちに話しましたが、我々は勝ち点18を取るしか(PO圏進出の)方法がない。そこへ向けて今回行かないメンバーもしっかりやってほしいと伝えました。みんなで残りの勝ち点18に向けて、良い競争の中でやっていこうと話しました」

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