コンサドーレ
スパチョーク 代表で取り戻した得点感覚「ゴールを決めることによって自信も増してくる」
■１０月１６日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は１６日、札幌市内で第３３節・富山戦（１９日、富山）へ向けて紅白戦などで調整した。タイ代表としてアジアカップ予選に出場したＭＦスパチョーク（２７）は、この日からチームに合流。ボールを使わず、ランニングとストレッチを中心とした別メニューで疲労回復に努めた。
代表活動で大きな手応えを持ち帰った。９日と１４日に行われた台湾との連戦に出場したスパチョークは、６－１で大勝した２戦目にダメ押しゴールを挙げるなど大活躍。「２試合とも勝ち点３を取れたことをうれしく思います。１つのゴールが今後、予選突破できるかどうかに関わってくるので、結果が出たことがとてもうれしい」と相好を崩した。
今季はリーグ戦２５試合に出場しているが、得点は３月９日・千葉戦で奪った１点のみ。卓越した足元の技術とキックの精度を考えれば、その数字は物寂しい。
台湾戦をきっかけにゴール量産体制に入りたいスパチョークは「先日の試合のゴールはすごく良い感覚だった。ゴールを決めることによって自信も増してくる。Ｊリーグは強度が高くてなかなか難しいけど、サッカープレーヤーとしてはどんな試合でもゴールを決めることが１つの目標。そこにフォーカスしてやっていきます」と、表情を引き締めた。
