ファイターズ
福田俊 引退覚悟も予想外の再契約 仲良し生田目は勘違い?「おお、治ったかーって」
トライアウト受験の末、異例の育成再契約
今季、日本ハムから戦力外通告を受け、トライアウト受験の末、異例の育成再契約を結んだ福田俊投手(28)が連日、鎌ケ谷で自主トレに励んでいる。一度は引退を覚悟した道産子左腕は、再び手にしたチャンスに何を思うのか―。
11月12日のトライアウトで、3者凡退2奪三振と好投した。それでも、待てど暮らせど、NPB球団からの連絡はなかった。「もうNPBはないだろうなと思っていたので、野球をやるなら社会人野球かなー、ぐらいに考えていました。野球をやるかどうかも、迷っていました。(引退する気持ちも)ありました。年齢も年齢なので。人生は先が長いですから」と、本気で第2の人生を模索し始めていた。

予想外の球団から電話キター
吉報を告げる電話は一番、予想外の球団からかかってきた。「(日本ハムからの連絡は)想像していませんでした。つい、この間です。あんまりないですよね。急に電話がかかって来て、『育成再契約、どうですか?』と言われて、お願いしますと。びっくりしたのと、もう一回、NPBで野球ができる喜びと、獲ってもらったからには、結果を出すしかないなという感じです」。驚きこそあったが、決断を迷うことはなかった。
福田が連絡したチームメートたちも、反応は同じだった。「みんな、とりあえず驚いていましたね。えー! みたいな。マジー? みたいな。驚きの後に、よろしくっていう感じです。なので、驚きと、良かったねと、よろしくねがありました」
