【一問一答】清宮幸太郎 5番で〝反撃〟の2点打「4番の郡司くんがデッドボールで出てくれたので(笑)」
三回1死一、二塁、2点三塁打を放った清宮幸=撮影・井上浩明
■2025 パーソル クライマックスシリーズ パ ファーストS第2戦 オリックス4-5日本ハム(10月12日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)が「5番・一塁」で先発出場し、3点を追う三回に貴重な2点三塁打を放った。4番起用された前日11日のファーストステージ初戦は、3打数無安打。お立ち台でヒーローの郡司裕也捕手(27)からイジられる場面もあったが、この日は4打数2安打2打点としっかり結果を残した。試合後の一問一答は以下の通り。
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―3点ビハインドの三回、いいところで一本出た
「やっぱり初回(2死一、二塁)のチャンスをつぶしていたので、相当、気合入っていました」
三回1死一、二塁、2点三塁打を放つ清宮幸(右)=撮影・宮永春希
―きのうは4番で起用され、きょうは5番。打順は関係ないと思うが、やってやるぞと
「(この日4番の)郡司さんが打てなかった時に絶対、打ってやろうと(笑)。それだけは思っていました」
―きのう、お立ち台でイジられた分、やり返してやろうと
「そうっす。そうっす。そこまでがセットだなと思っていたので(笑)。4番の郡司くんがデッドボールで出てくれたので、その(ボールが当たった)足を酷使してホームに帰って来てくれて良かったです(笑)」
三回1死一、二塁、清宮幸の2点三塁打で生還する郡司(中央)=撮影・岩崎勝
―2連勝でファーストステージを突破できた
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「再三、チャンスをつくっていたんですけど、流れはこっちにある感じはしていたので、最後の最後、いい場面でレイエスに回って、矢沢もよく走ったと思いますし、もうこれ以上ない勝ち方なんじゃないかなと思います」
―自身もタイムリーが出て、いい感じで福岡に臨めそうか
「もう、そうっすね。このエスコンの感じと(ソフトバンクの本拠地)ペイペイ(ドーム)は違うので、できればここでやりたいくらいですけど、この勢いのままいければいいなと思います」
三回1死一、二塁、2点三塁打を放った清宮幸=撮影・小田岳史
―ペイペイドームでCSファイナルステージを戦うのは2年連続。昨年とは違うか
「僕も泣いてないし(笑)。そのへんは違うと思います」
―余裕じゃないけれど、自信はある
「去年と違ってヒリヒリする試合をホークスとはしてましたし、こういう経験がファーストステージでも生かされているとも思っている。そういう試合をたくさんしてきた自負はあります」
―昨年は劇的にファイナル進出を果たし、今年は連勝。どういうふうに勢いを持ってきたい
「今年もしんどかったので、きょうの試合も。すごい展開だったので、確実にチームの力はあると思うので、自信持って行きたいですね」
試合後、ウイニングボールを新庄監督(左)に手渡す清宮幸
―ファーストステージを2試合で終われたのはチームにとって大きい
「もちろん大きいと思います。体力的にも。中継ぎの疲労とかも抜けると思いますし、そこは大きいんじゃないかなと思います」
―ファンはエスコンでの戦いを再び見られることを期待している
「(斎藤)友貴哉さんも(お立ち台で)叫んでいたので、その通りにまた帰ってきたいです」
CSファイナル進出を決め、田宮(左)、斎藤(中央)と喜ぶ清宮幸