ファイターズ
2025/10/06 18:35

【一問一答】清宮幸太郎 チームを引っ張る自覚が芽生えたプレーを語る「ボスに次の日、言われました」

打撃練習をする清宮幸=撮影・松本奈央

リーグ2位の打点&安打数

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)が6日、報道陣の取材に応じ、レギュラーシーズンの総括、ポストシーズンへの意気込みなどを語った。今季はタイトルにこそ届かなかったものの、安打数、打点でリーグ2位の数字をマーク。勝負強さを見せつけたスラッガーの一問一答は以下の通り。

【ファイターズの最新記事はコチラ】

―2025年シーズンを振り返って
「最初に出てくるのは、2位で悔しいな、ということです」

―今季はさまざまな成績でキャリアハイを更新した
「大きなけがなく1年間やり通せたのは良かったかなと思いますけど。全体的な数字としては、確かに打点(65)とかも多かったかもしれないですけど、望んでいた数字ではないので。ホームランも打点も、もっと伸ばせたかなと思います」

―最多安打のタイトルまであと1本だった
「きょう、実はあともう1試合あった、みたいな夢を見ました(笑)。もっと早く言ってよ、みたいなことを言っている夢を見ました」

―それぐらいタイトルへの思いがあったということでは
「あったんですかね。あったのかもしれないですけど。実際1本差でしたけど、僕があの日、追い付いていたら、村林さんも、もう1本ぐらい打っていたかなと思うので。そういうものですね」

―打点もレイエスに次いでリーグ2位。チームの勝利に貢献することができたのでは
「得点圏(での打席)とかは燃えますし、みんながつくってくれたチャンスであったり、ファンの皆さんの声援とか期待であったりというのが、僕を後押ししてくれたかなと思います」

―3年ぶりに規定打席に到達。チームトップの138試合に出場。1年間、出続けて見えた景色は
「試合に出続けるのはすごく大切なことだと思いますし、けがなくやれてきた証拠だとも思いますし。またチームを引っ張っていかなければいけないというか、プレーでも背中でも引っ張っていかなければいけないな、というのをあらためて感じました」

―印象に残っている試合はあるか
「(9月13日の西武戦で)サヨナラを決めたのは、やっぱりうれしかったですね」

9月13日の西武戦、延長十一回2死満塁、サヨナラ打を放った清宮幸(右から2人目)

 

―自身にとっても2年ぶりのサヨナラ打だったが、その時はどういう思いだったか
「あそこで決めなければ、同点だったと思いますし、時期も時期だったので絶対に勝ちたかった。いろいろな意味でうれしかったです」

―9月の月間打率.322を記録。優勝を争う終盤戦の中で調子を上げられた要因は
「日々のケアであったり、けがをしないために、ずっとシーズンを通して体づくりをやってきた成果でもあるかなとは思うので。終盤に疲れをためずにできたのも、いつもケアしてくださっているトレーナーさんのおかげだったり、そういうのがすごくあると思います」

―昨年までと比べて成長できたと感じることは
「いっぱい試合に出たところじゃないですかね。そこだと思います」

―さらに上積みしていきたいところ、伸ばしていきたいところは
「全部ですね。守備もそうですし、バッティングも。やっとちょっと最後に上がってきたんですけど、シーズンが終わって自分の映像とかを振り返りましたけど、やっぱりもっと打っておけばよかったなというか、もっと打てたなと思う時がいっぱいあった。来年は最初からずっと良い状態をキープしたいな、というのは思いますね」

―チームは優勝争いを演じた。昨年との違いや、成長したと感じた部分は
「今年もですけど、いろいろな選手が、ずっと出られない中、たまに出たりしてる時でも、ちゃんと結果を残したり、アピールしたり、そういうのがすごくあったので。そのおかげで勝った試合も何試合もありましたし、そういう一瞬のチャンスをものにする、みたいな気持ちというか姿が、こういう結果につながっているんじゃないかなと思います」

―その中で、チーム内で自身が果たした役割はどういうものだったか
「後半は、良いところで打つということであったり、頼りになるバッターになりたいという思いで、ずっとやっていたので。うまくいくことばかりではなかったですけど、前半に比べたら良いところがあったので、そういうところは良かったなと思います」

―これからチームを引っ張っていこうという思いが出てきたか

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい