ファイターズ
2025/06/30 17:00 NEW

連載手記『道』 清宮幸太郎が選ぶチームNo.1 直球、守備、面白いのはやっぱり… 意外なあの人も?

チームの各部門ナンバーワン選手を紹介した清宮幸=撮影・松本奈央

大人気の連載手記は今年で3年目に突入!

 道新スポーツデジタルと北海道新聞で掲載している日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)の連載手記『道』は、今年で3年目に突入します。2025年シーズン第1回は、チームの各部門ナンバーワン選手を挙げてもらい、その理由を明かしてくれた。項目は【直球】、【変化球】、【バッティング】、【守備】、【走塁】、【かっこいい】、【かわいい】、【面白い】、【頼りになる】。納得のあの選手から意外な名前も!? 清宮幸ならではの視点をお楽しみください。

連載手記『道』は、北海道新聞の紙面でも要約版がお読みいただけます。今回は7月1日付の新聞に掲載します。

伊藤大海も自身のコラムでNO.1を紹介

 6月23日に掲載された(伊藤)大海さんの掲載コラム『大海の部屋』で、ファイターズの選手について語っていましたね。僕もチームメートを紹介したいと思います。

【直球】 北山亘基投手

 「誰だろうな…。同い年だし、北山にしといてあげます。上から叩きつけるような真っすぐじゃなくて、リリースポイントは低め。そこからグワーって吹き上がるような軌道なので、打者は空振りしたり、ファウルになったりするんだと思います。僕は、昨秋の日本代表合宿のライブBP(実戦形式の打撃練習)で打ってるんで。まあまあっす(笑)。あいつはショートゴロって言ってますけど、あれは完全に抜けているのでヒットです」

直球ナンバーワンに選ばれた北山(左)

 

【変化球】 加藤貴之投手

 「加藤さんのフォークってやばくないですか。だって、真っすぐが139(キロ)とかで、フォークは137(キロ)とか出るんすよ。どういうこと!?みたいな。意味分からないわって。ほぼ(球速)一緒じゃん、そんなの運ゲーじゃんみたいな。あれは打てない、凡打になるわって思いますね。あと、大海さんと同じ答えですけど、河野さんのカット。実は、僕が生み出したと言っても過言ではないんですよ! 4年前に、河野さんとキャッチボールをしていた時、当時はあまり投げていなかったカットを投げてきたんです。キレがありました。ほかの変化球は山なりに曲がる感じだったんですけど、カットは真っすぐの軌道からクっと曲がった。『これ絶対もっと投げた方がいいっす!』って言ったんです。河野さんがカットを投げるたびに、僕、インセンティブ(報奨金)もらってもいいくらいです」

変化球ナンバーワンに選ばれた加藤貴(左)

 

【バッティング】 山崎福也投手

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