ファイターズ
達孝太 苦杯なめさせられたオリックスに〝平常心〟で反撃を 「いつも通り。そんなに気負わずに」

大一番を前にしても…
日本ハムの達孝太投手(21)が大一番へ万全の状態で臨む。先発陣の一角を担うことが予想されるCS(クライマックス・シリーズ)ファーストステージに向けて、順調にトレーニングを積んでいる。
今季、苦杯をなめさせられたオリックスとの一戦に、いつも通りを貫いて臨み、チームに白星をもたらす。
無傷の6連勝を含む8勝をマークし、新人王の有力候補にも名を連ねるなど、飛躍の年となった今季。そのフィナーレを飾るポストシーズンの戦いがまもなく幕を開けるが、「別にそんなに変わっていないですよ。いつも通りなので、そんなに気負わずに」。平常心を保ったまま、来たる時に向けて着々と準備を進めてる。
いよいよ短期決戦モード
初めて挑むCS。その印象を「高校野球に近いような感じですよね。本当に負けられない試合ばかりだなと思うので」と口にする。一戦必勝の態勢で挑む戦いを目前に控え、周囲のチームメートたちの雰囲気も変わりつつあることを肌で感じている。「ちょっとシーズン中とは違いますね。ヒシヒシと緊張感は伝わってくるので。順位が決まってからは、おのおのみんなが目指すことをやっているような雰囲気だったんですけど、ここ最近になって、チームで野球をやっているような感じの雰囲気がするので、緊張感があります」
プロ初完封勝利を飾った9月27日のロッテ戦を最後に、公式戦登板から遠ざかっている。中2週間ほど空いての登板となることが予想されるが「(自身の)最終戦も良い形で終われたので、そんなに悪いイメージもなく、いつも通りやっています」と順調ぶりをアピール。2イニングを投げた7日の紅白戦をステップに一層、調子を上げていこうとしている。
