コンサドーレ
2025/10/03 17:00 NEW

浦上仁騎 緊迫のPO圏争いへ「大切なのは日常。練習の差が必ず結果に出る」

山形戦へ向けて調整に励むDF浦上。プロフェッショナルな姿勢と情熱でチームをけん引している=撮影・宮西雄太郎

■10月3日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は3日、札幌市内で翌日に控える第32節・山形戦(午後2時開始、プレド)へ向けて全体トレーニングを行った。6月の加入後、全13試合にスタメン出場中のDF浦上仁騎(28)は、逆転でのPO圏進出へ「残り7試合。できることを最大限やりたい」と闘志を燃やす。昇格のミッションを背負う熱血漢は、シーズン終盤もプレーと姿でクラブをけん引するつもりだ。

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 残された時間は、もう決して多くない。PO圏内6位・大宮との勝ち点差は「7」。浦上は苦しい現状もまた、未来と地続きであることを強調する。

 「(昇格は)簡単じゃないし、難しい。ただ、できないか? と言われたら、そんなこともない。大事なのは今。先を見ても不安になるし、振り返っても後悔ばかり。そうなると結局、今を生きるしかないと思います」

 甲府時代にはJ2リーグ3位や天皇杯優勝を経験し、大宮に所属した2024年はJ3を制してクラブのカテゴリーを押し上げた。勝ちきる術を心得る背番号50は、勝負の神が細部に宿ると知っている。

 「大切なのは日常、日々の練習。『俺は試合でやれるから、シュートを決めるから、守れるから』って、そんなうまい話はない。緊迫した状況やPOを争う中で上にいくチームは、そこ(の考え方を)を外してないと思う。日々の練習の差が必ず結果になって出る」

鈴木優磨から教わった常勝軍団の…

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