新庄監督の発案!? 本拠地最終戦で異例のセレモニー 場内一周での監督、コーチ、選手のコメントを全文掲載

■パ・リーグ25回戦 楽天7-0日本ハム(9月23日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムが本拠地・エスコンフィールド北海道でのレギュラーシーズンを終え、セレモニーを行った。新庄剛志監督(53)の発案で首脳陣、選手が場内を一周しながら、異例の〝マイクパフォーマンス〟を行った。主なコメントは以下の通り。
新庄監督「ありがとうございましたっ!」
森本コーチ「レギュラーシーズン、エスコンにたくさん見に来てくれて、ありがとうございました! ここは一つ、きょうの試合展開は忘れて、セレモニーを楽しんでいきましょう。(隣にいた清宮に)なっ、幸太郎」
清宮「そうだーーー!」
新庄監督「皆さん、1年間温かいご声援ありがとうございました。なんと、ファイターズ負けてしまいましたけど、喜んでいいものかソフトバンクも負けました! 僕たちは1ミリも諦めていません。僕たちが3連勝して、万が一、ソフトバンクが3連敗したら逆転で1位になります! 本当にここまで成長させてくれたのは、コーチ森本稀哲! 代表してファンの皆さんにあいさつお願いします」

森本コーチ「エスコンフィールドでなぜか選手たちが打ちます。それは皆さんの素晴らしい雰囲気があるからだと思います」
清宮「そうだ~!」
森本コーチ「いつもこの雰囲気をつくってくれて、本当にありがとうございます。俺、打席立っていないですけど、感じるでしょ? なんか」
(続いて清宮が一言)
清宮「めっちゃ感じています。すごいです」
新庄監督「一つお知らせが。ファイターズから2人、タイトルを取りました。1人目。2年連続最多勝、伊藤大海!」
伊藤「1年間、このエスコンフィールド北海道で応援ありがとうございました。まだまだ、僕らはやるべきことが残っているので良い形でいけたらと思っています。まだまだ、熱い熱いご声援お願いします」

新庄監督「もう1人。かかとの痛みに耐えながら1年間やり通してくれた。レイエス! ホームラン王、打点王、取りました~」
レイエス「おつかれさまでーーーーす。本当にありがとうございます。本当にクライマックスシリーズ、みんな頑張ります! ありがとうございます」
新庄監督「オールスターから、さっぱりホームランを打っていない、〝清宮あかん太郎〟にも一言!」
清宮「はい! きょうもありがとうございました~。きょうの試合を忘れて、あしたから頑張ります~」
新庄監督「もう1人、この選手抜きでは今年は難しかったなと。キャッチャーもしてくれて、サードもショートもレフトもセンターも。4番を任せた郡司くん! 一言」
郡司「きょうは忘れましょう、皆さん。まだまだ優勝を諦めていないので、あしたからまた愉しみます!」
新庄監督「最後にきょう900(試合)登板した宮西くん。考えられないです。ミヤ、一言。悔しいと思うけど、一言!」
宮西「悔しいです! ですが、本当に900回、良い時、悪い時も応援してくれたファンの皆さんのおかげで達成することができました。ありがとうございました」
新庄監督「今年は、本当につらいシーズンを送った選手会長の松本剛。守備が終わった後に選手を(ベンチで)出迎えるのを一番、早くしてくれた剛。本当に感謝しかないです。最後に一言!」
松本剛「本当にこうやって話す立場でありながら、ファンの皆さんの期待に応えられず、申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど。代わりにみんなが戦ってくれて、ファンの皆さまが平日ナイターでも満員、そんな状態を常につくってくれたおかげで、われわれはここにいます。これからまだ大航海は続いていきますので、皆さん、必ず付いて来ていただいて、最後の最後にはファンの皆さんとともに笑えるように全力で戦っていきたいと思いますので、熱いご声援をよろしくお願いします。きょうはありがとうございました」
