【一問一答】伊藤大海 中4日でエースの投球 「本当に今のファイターズが大好き」
七回2死、ロッテ・小川を三振に仕留め、ほえる伊藤=撮影・小田岳史
■パ・リーグ22回戦 ロッテ2-0日本ハム(9月22日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの伊藤大海投手(28)がプロ入り後初めて登板間隔中4日で先発マウンドに上がり、7回2失点と力投。今季7敗目(14勝)を喫したものの、エースの意地を見せた。試合後、取材に応じた一問一答は以下の通り。
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―内容は悪くなかった
「でも、(二回に)先制点を与えてしまったという部分と、そこから流れをつくりきれなかったのは事実としてあるので、きょう求められていたクオリティーとは、かけ離れていたなと思います」
一回から、打者を抑えてほえる伊藤=撮影・宮永春希
―二回に2点を先取された
「初回の入りも良くて、二回ちょっと(出力を)下げて入ってしまった部分があるのかなと思いますし、あそこ(ソトに)ホームランを許してしまった後の連打は反省しないといけない部分かなと思いますね」
―残り7試合。今後、どう準備したいか
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「いつもと変わらず、しっかり登板を迎えるに当たって準備していきたいですし、厳しい状況ではありますけど、まだまだみんな諦めていませんし、本当に今のファイターズが大好きなので、最後みんなで笑って終われるような、そんなシーズンにしたいと思います」

―中4日での登板。体の状態は
「意外といけたのは感想で、ただ反省点としては中4日で出力が分からない中で、初回にバッといきすぎてしまったのはもちろんあるので、二回の連打につながったところもあると思う。そういうところは考え直して、残り少ないですけど、1試合でも多く投げられるようにケアしてまた臨みたいなと思います」
―六回、投げ終わりにベンチで新庄監督と話していた
「球数のこともありますし、もう1イニングどうするかって話もありましたし、そこはいかせてくださいと」
―ロッテの先発・河村とは同じ北海道出身で同学年。意識する部分はあったか
北海道出身で同学年のロッテ・河村
「彼の方が意識していたんじゃないですか。けがもありましたし、すごく苦しんで今までやってきたと思いますし、また新たなライバルとして戦っていけたらと思うので、きょうすごくいいピッチングしていましたし、自分も負けないように、同級生として、北海道の代表として頑張りたいなと思います」
―登板機会は多くて残り2試合。投げられるなら投げたい
「もちろん、僕は任せられたところで自分の仕事をするだけだと思うので、いろいろ体と相談しながら。全然、体は元気なので、心配なく」
七回を無失点に抑えた伊藤