1月入籍の女子プロ・吉本ここねが〝初めての共同作業〟 夫で男子プロの金谷拓実と都内でイベント初共演
1月に入籍した吉本(右)と金谷のプロゴルファーコンビが初めて一緒にイベントに参加した=撮影・西川薫
仲睦まじい姿を披露
札幌出身の吉本ここね(25、不二サッシ)が22日、共にプロゴルファーで夫の金谷拓実(27、SOMPOひまわり生命)と都内で行われたイベントに出席し、仲睦まじい姿を披露した。2人は今年1月26日に入籍していたことを今月3日に公表。今回が夫婦そろっての初めての公の場となった。吉本は現役を続行し、登録名の変更も行わないという。
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左の薬指にキラリと光る結婚指輪をしてイベントに出席した2人。金谷の所属先が主催した、将来の資産形成や投資などについてのトークショー中、2人で何度も見つめ合うなど、充実した幸せぶりをうかがわせた。吉本は「すごく緊張しました。すごく勉強になりましたし、いろんなアプリもできたりとか、いろいろと学ぶことが多くて、すごく良い時間に立ち会わせていただいた」と声を弾ませた。

結婚発表のきっかけになりスッキリ
2017年のナショナルチームで出会ってから交際に発展して約8年。入籍後も公表はせずに競技に集中し、シーズン終了後の今月3日に公表した。金谷は「すごくスッキリしました。別に隠してるとかじゃなくて。でも公表するのも、わざわざ自分で言うことでもないしなって思いながら、タイミングを逃し続け…。今回、イベントを開いてくださって、それがきっかけで世間の皆さんに公表するきっかけもできたし、皆さんから祝福していただいて、本当にうれしく感じてます」。吉本も「私もすごくスッキリした。本当にたくさんお祝いの言葉をいただいて、すごくうれしい気持ちでいっぱい」と周囲からの反響の大きさに感謝した。
オフは一緒に過ごす時間が増え充実 国内賞金王である夫の好きな…
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入籍を機に、吉本は札幌から東京に引っ越し、2人の〝愛の巣〟で同居を開始したが、金谷は昨季からアメリカツアーに挑戦のため、なかなか2人一緒の時間を過ごすことはできなかった。ようやくシーズンが終わり、金谷は「今までよりは一緒に過ごす時間は長くて、すごく楽しい」。2人でラウンドに出かけるなど〝新婚生活〟を満喫している。吉本は昨季の国内賞金王でもある夫のプレーで好きなところを問われ「粘り強いプレーが良いところかな。特にバンカーからあげるアプローチとかはうまいなって思います」。同じプロゴルファーとしても、リスペクトしている。
食事面のサポートに感謝
吉本は入籍前までは札幌で両親と実家暮らし。料理の腕前については「いや、それが…本当にこれから頑張らなきゃなっていうところで。カレーライスとかね、それぐらい」と苦笑い。すると、すかさず横から金谷が「美味しいよ。味噌汁とかも。ちゃんと野菜も出してくれる。やっぱり野菜は1人じゃ摂らないんで」と全力フォロー。トークショーではアメリカでの金谷の食生活が話題に挙がると、吉本は「普段から聞いてても、食事の分はすごく大変そうだなって。やっぱり野菜をしっかり食べなさいって」とアドバイスすると「子供やん」と金谷。終始ほんわかムードで進んだ。

来季も共に戦いの舞台へ
新婚旅行や披露宴の時期は未定。新婚旅行の行き先について、吉本は「どこでも。(披露宴は)いつか挙げられればいいな。夢、憧れみたいな感じで、あんまり希望とかはなくって」と、こだわりはない。来季の登録名は「吉本ここね」のまま。来年1月の金谷の開幕戦には応援帯同する予定で「健康、安全第一で頑張ってほしいなと思いますし、私もまたレギュラーツアーでしっかり戦えるように、日々の積み重ねを大事にして、来シーズンも頑張りたい」。距離は離れていても、愛する存在を心の糧に、さらなる飛躍を描く。
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