【一問一答】郡司裕也 連夜の3安打&ファインプレー 三塁守備で人生初の経験もー
七回1死、右前打を放つ郡司=撮影・井上浩明
■パ・リーグ20回戦 西武7-3日本ハム(9月12日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの郡司裕也捕手(27)が12日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦にスタメン出場し、攻守でチームをもり立てた。打っては高橋光成投手(28)を攻略し、2試合連続の3安打をマーク。守っては四回に三遊間の安打性の当たりを飛び込んで処理し、バッテリーを救った。試合後の一問一答は以下の通り。
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―きのうに続く3安打。高橋光成にどう対応したのか
「きょう、光成さんがすごくいい球を投げていたので、みんなの打ち取られ方を見ながら狙い球を絞っていきました」
―打席によって狙いを変えて
「そうですね。炭谷さんはすごく嫌らしい配球をしてくるキャッチャーなので、それも読みながらという感じですね」
―味方の打ち取られ方を見て、どんな印象を受けていたか
「序盤はだいぶカットボールにやられていたので。1安打目はバットが折れましたけど、カットボールが頭にあったのでヒットコースに飛んだかなと」
四回2死、バットを折られながらも中前打を放つ郡司
―先発で出た日は安打が続いている
「狙った球を一発で仕留められているので、状態はいいと思います」
―九回の反撃はどう捉えているか
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「あした以降にもつながると思います。7点差、6点差が開いていても何か起きそうなのが今のファイターズだと思う。きょうも最後、一歩間違えたらあるんじゃないかと、(相手に)思わせられたと思う」
―7月以降、月間打率は常に3割超え。ずっと状態は良いか
「そうですね、はい。狙った球をファウルにせずに、前に飛ばせているので、それが要因かなと思います」
四回2死、中前打を放つ郡司=撮影・東倫太朗
―三塁の守備でも良いプレーがあった
「人生で初めて、横っ跳びしてグローブにボールが入ったので。本当に初めてなんですよ。今までずっと、キャッチャーで横っ跳びなんてしないですし、去年、今年も横っ跳びで一回もボールを捕ったことがなくて、初めてグローブに入って、その後の投げ方が分からなくて変な球がいきましたけど、幸太郎(清宮)が、よく捕ってくれて。これが第一歩です」
―横っ跳びはノックでもなかったか
「ノックはあるんですけど、試合で横っ跳びして入ったことが一回もなかったので、入ったことにびっくりして、投げ方が分からなくて、手にボールがつかなくて、気合で投げましたけど」
四回1死二塁、西武・渡部の打球を好捕した郡司=撮影・小田岳史
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―規定打席は厳しいが、どう受け止めているか
「今年は、どういう使われ方をするか分からない状況で1年間、スタートしたので、キャッチャーもやりたいと自分で言っていましたし、30タコぐらいしながらも無理やり使ってくれたボスもいました。そこはしょうがないというか、割り切っていますし、チームあっての個人なので、全然気にしていないですけど、そういう目標は来年以降の目標にして、今年は最後に優勝するためにできることを続けたいなと思います」