コンサドーレ
2025/09/02 17:00 NEW

《平川弘のCool Eye》あれが…だったら、高嶺のゴラッソは見られなかった

 

順位は札幌より下だが崖っぷちは続く

 上位の大宮とのゲームをものにし、連勝した札幌。負けたらプレーオフ進出が厳しくなる状況だっただけに、まずは一安心。次節は、札幌より下位の、いわきが相手だが全く気が抜けない崖っぷちの状況は続く。

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 攻撃がうまく流れた甲府戦と異なり、大宮戦の前半は、相手に主導権を握られ押し込まれた。スペースを消されDFの背後に走り込むことがなかなかできなかった。そんな劣勢の中でも右サイドのFW白井が頑張って裏を取っていたのは合格点だ。MF近藤が戻ってきても、今の白井のパフォーマンスならシャドー等で使わないともったいない。

スペースを消された時の対処法は

 通常、スペースを消された時にはポゼッションしてボールを運び、ピッチの幅を使ってサイド攻撃というのが定石だ。DFラインの裏のスペースを狙うことと、ポゼッションを臨機応変にバランスよく繰り出すことが理想。大宮の厳しいプレスに遭ってつなぎをミスりゲームをコントロールできなかったが、我慢してチャンスを待てたのは良かったところ。自分たちのリズムの時にできるのは当たり前。悪い流れの時にこそ、いかに守備に集中し攻撃へつなげられるか。リーダーでボランチであるMF荒野とMF高嶺の腕の見せ所でもあった。

左足を警戒していたからこそ

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