【プレーバック】J2第28節 札幌1-0大宮

■8月30日、札幌・大和ハウスプレミストドーム
高嶺FK弾で柴田コンサ2連勝
北海道コンサドーレ札幌はRB大宮アルディージャとホームで対戦し、1-0で勝利した。前節の甲府戦で就任後初勝利を挙げていた柴田慎吾監督(40)は、ホーム初勝利で今季3度目の連勝に導いた。
11位・札幌と4位・大宮の対戦。前線から強度の高いプレスを掛け、助っ人外国人選手を中心に速い攻撃を仕掛けてくる大宮に対し、札幌は何とか凌いでクリーンシートを達成した。前半立ち上がりはその激しいプレスで圧力を掛けられ、押し込まれる展開が続いた札幌だったが、同18分にFWマリオ・セルジオ(29)がヘディングで初シュートを放つと徐々にペースをつかんでいった。
同19分、右ウイングバック(WB)のFW白井陽斗(25)が右サイドを突破し、グラウンダークロスを送ると、マリオがニアで潰れ、逆サイドのMF長谷川竜也(31)がフリーでシュートも相手GKに阻まれる。
同32分にはMFスパチョーク(27)が左サイドを突破しての右足クロスに、大外から白井が走り込んできて強烈ヘッドもまたも相手GKの正面で防がれてしまう。
同41分、マリオが敵陣ペナルティーエリア内のライン付近で倒されるも、ここはPKではなく外側の判定でFKとなる。キッカーはスパチョークが務め、直接狙ったシュートは壁に当たってしまうが、こぼれ球に白井のシュートは相手DFに、DF髙尾瑠(28)のシュートは右ポストに弾かれてしまう。
しかし、ここでの流れが先制点につながった。右サイドからMF高嶺朋樹主将(27)がドリブルで切れ込み、1人、2人と交わし、4人目を交わしたところで後方から相手選手の足が掛かってFKを獲得。同アディショナルタイム2分、これを自ら蹴って虎の子の1点を決めてみせる。左足から振り抜かれたボールは、壁の左横をすり抜けてゴール左上のネットに豪快に突き刺さった。最後に1点をもぎ取り、良い形で前半を折り返した。
後半も立ち上がりから相手の鋭い攻撃に苦しめられたが、高嶺を中心に攻撃の芽を摘んだ。同10分には、大宮の前線の起点となっていたFWサンデーがベンチに下がったが、今度は途中出場のFWカブリーニに何度もチャンスを演出される展開に。しかし、最後のところでは守備陣が体を張ってこれを防いでいった。
札幌は同16分、MF荒野拓馬(32)に代えてMF宮澤裕樹(36)、白井に代えてMF近藤友喜(24)を投入。宮澤は各ポジションに顔を出してリズムをつくり、ピンチの場面では体を張って試合をうまく進めていく。近藤もここぞのところでスピードを発揮してチャンスを演出したが、得点にはつながらなかった。
同40分にはマリオに代えてFWアマドゥ・バカヨコ(29)、スパチョークに代えてDF家泉怜依(25)を投入。家泉は3バックに入り、髙尾が右WB、近藤はシャドーに入って守備を固めた。
大宮も最後まで攻撃の手を緩めなかったが、札幌は一丸となってゴールを守り切り、4試合ぶりの完封勝利を手にした。
(全5カット)




