【一問一答】レイエス キャリアハイ更新の26号を含む2発と大暴れ あすの相手先発・モイネロへの対策は-
二回、レイエス(中央)が先制ソロを放ち、チームメートとハイタッチを交わす=撮影・宮永春希
■パ・リーグ21回戦 ソフトバンク3-8日本ハム(8月23日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が来日最多を更新する26号ソロを放つなど、2本のアーチをかけ、チームを勝利に導いた。試合後のヒーローインタビュー、一問一答は以下の通り。
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【ヒーローインタビュー】
―打のヒーローは2本の花火を打ち上げて球場を沸かせましたフランミル・レイエス選手です
「アザース!」
―お立ち台に上がるのをファンは待っていました。大声援を聞いて、いかがでしょう
「サイコウデース!!」
二回、レイエスが先制弾を放つ=撮影・小田岳史
―きょうは第1打席から魅せました。有原投手との対戦、まずあの打席(二回)のホームランはいかがでした
「もう試合始まる前からすごくワクワクしていて、有原さんとは何回も対戦したこともありますし、ソフトバンクもチームとしてもすごい良いチームだっていうのは分かっていますし、でも試合前から自分のプランっていうのをしっかり持って臨めたので、すごく良かったです」
―2本目は七回、バックスクリーンに飛び込みました。ベンチでドラミング(パフォーマンス)など笑顔も見えました。あの一発はどうでした
「ダグアウトに戻ったら、家のような感じなので、チームメートと一緒にいつも談笑してますし、ホームラン打ってベースを回っている時に、ちょっと真剣に回っていて、ボスが『笑顔でいろ』みたいな感じのことを言ってくれたと思うので、それでずっと笑顔でいられました」
―27本塁打、76打点は昨年の数字を上回って、ともにリーグトップの数字です。今年に懸ける思い、あらためて強いんじゃないですか
「35本、ホームラン打って、100打点到達できるように頑張ります」
二回、先制弾を放ったレイエス
―きょうの試合でホークスとのゲーム差を「1・5」としました。優勝へ力強いお言葉をお聞かせください
「応援ありがとうございます。毎回、ペイペイドームに行くと、イニング途中にこういう言葉がでるんですけど。『ワクワク、ゼンリョク』」
【囲み取材】
―あらためて1本目の本塁打を振り返って
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「本当にうれしい。前回対戦とその前の東京ドームで対戦した時は有原さんの方に軍配が上がった感じだったんですけど、きょう3打席立たせてもらったんですけど、あの1本のおかげで自分の道がしっかりできたんじゃないかなと思います」
二回、先制弾を放ったレイエスを迎える日本ハムナイン
―今季の中でも手応えのある一発になったか
「ホームランをきょうも打ちましたけど、僕の役割といういうのはオフェンスの面でチームを助けるっていう。そこに関しては特にそういうふうに思ってないです」
―前回、ソフトバンクに敵地で3連敗を喫した。この3連戦への思いは強いか
「このシリーズ、3連戦っていうのは本当に重要な意味を持ちます。ファイターズにしても、ソフトバンクにしても、本当に重要な試合だと思います。あした先発する相手がモイネロ投手ですごい良いピッチャーっていうのは分かっていますし、今、2勝してますけれども、あした負けて2勝1敗だったり、もしかしたら3連勝したとしても、そういうのは全く思わずに、あしたはただ野球をする。もうシンプルにそう思ってやってます」
七回、この日2本目となる27号ソロを放つレイエス
―有原相手に意識したこと
「有原さんの投球スタイルっていうのは真っすぐ2球ぐらい投げたら、あとは全部チェンジアップだったり、いろいろボールを動かしてくるので、僕はパワーがあるので、とにかくバットに当てる。本当にそれだけ意識して打席に入りました」
―あすのモイネロはどう対策していく
「モイネロ、イージーピッチャー(笑)。…イージーピッチャー、ジャナイ(笑)。モイネロ投手、オリックスの宮城投手、きょうの有原投手、西武の今井投手。本当に良いピッチャーとの対戦というのは、本当にアドレナリンの出方も違うと思うので、純粋に戦いっていう。向こうは良い球を持ってますし、僕の方はバットを持っているんで、本当に良い状態でそういう気持ちで挑んでいけたらなと思います」
七回、この日2本目となる27号ソロを放ち、ドラミングパフォーマンスを見せるレイエス