【一問一答】水谷瞬 「人生初」サヨナラ打 「僕の注文で作ってもらった」ど派手パイナポーTシャツもPR
九回1死満塁、サヨナラ打を放った水谷(中央)がチームメートと喜ぶ=撮影・松本奈央
■パ・リーグ15回戦 ロッテ2-3日本ハム(8月13日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの水谷瞬外野手(24)が自身初のサヨナラ打を放ち、試合を決めた。お立ち台では、この日から販売開始となった自身の「パイナポーグッズ」をPRした。試合後のヒーローインタビューと囲み取材の一問一答は以下の通り。
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【ヒーローインタビュー】
―試合を決めるサヨナラタイムリー。水谷瞬選手です
「ありがとうございまーーす」
―今の気持ちは
「いやあ、人生初サヨナラなので、めちゃくちゃ気持ちいいですね」
―同点の九回1死満塁のチャンスで回ってきた
「逆算していったら1死満塁で(打席が)回ってくるっていうのは考えていたので。来るかなと思っていたんですけど、本当に1死満塁で来ると思わなかったので、野球って怖いなって思いました」

―打球がレフトに抜けた。あの瞬間は
「テンション上がりすぎて、一塁ベース回った時にかんでいたガムが口から出てしまって(笑)。しっかり回収させてもらいました」
―プロ初のサヨナラ打。手荒い祝福を受けた
「よく、特に郡司さんのサヨナラは見ていたんですけど。絶対、気持ちいいやろうなと思っていたんですけど、最高ですね」
―チームは連敗ストップ。この夏、どのような活躍を見せてくれるか
「まだまだ続くので、乗っていけたらなと思います」
―最後、マイクを託しますので、ファンの前で士気をぜひ高めてください
「週の頭、こういう形で勝てたのは本当にいいスタートが切れたと思います。あしたも試合があるので、来てください。そして、ちょっと長くなって申し訳ないんですけど、本日より(自身の)パイナップルグッズが発売されまして。ちらほらタオル持ってらっしゃる方、目にするんですけど。ちょっと待ってくださいね。(ユニホームを脱いで)こういうTシャツもあるんですよ。買っていただけたら、応援していただけたら最高です。そして、きょうも1、2、3、ジェッシーで締めさせていただきたいんですが、こう天井も開いてめちゃくちゃ気持ちいいと思うので、いつもの2倍、3倍、5倍、8倍、声出していただけたらありがたいです。いいですかー! いきまーす! 1、2、3、ジェーーーシ! あしたもいくで~~」
Tシャツ姿の水谷(中央)が恒例のかけ声でヒーローインタビューを締める
【囲み取材】
―プロ初のサヨナラヒット。打った瞬間の手応えは
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「狙い的にも1アウト満塁ということで、後ろにもマンチュウ(万波)がいるってことで、思い切っていけましたし。本当、中途半端に手を出してゲッツーとかはやめようと思っていったんですけど、そういうのは建前で、決めたろと思っていました。(前の打者の)グワチョ(マルティネス)に絶対、打つなよと思っていました(笑)。裏事情です」
―前カードは首位・ソフトバンク相手に3連敗。エスコンに戻り、いい形でスタートできた
「まだゲーム続きますし、ゲーム差、直接(対決)で離されましたけど、まだ直接もない訳ではないですし。最後にひっくり返したらいいと思うので、それはコツコツやっていく、勝っていく一つとして、最初のゲーム、また北海道で久々のゲームで勝てたのは良かったのかなと思います」
サヨナラ打を放った水谷(右)と歓喜のチームメート=撮影・井上浩明
―プロ初のサヨナラ打だった
「やっぱりサヨナラは打ってみたいなと思っていましたし、そういう場面で来たので、絶対に決めたろと思っていました。グンさん(郡司)がよう打っているので、どんなものかなと。ちょっと体験できました」
―チームとしても重たい展開が続いていた
「チームとしてはなかなか点が取れない展開ではあったんですけど、常に前向き、みんなが盛り上がっていけている雰囲気はあったので。それが(八回の)モーレ(レイエス)のホームランでより一層、士気が上がって、押せ押せムードというか、そういう雰囲気はあったのかなと思います」
―新庄監督が、もしきょう5連敗していたら、6、7連敗もあったのではと話していた。今週に懸ける思いは
「チームとしては連敗はこの時期に痛いですし、野球は毎日試合があるので、1試合1試合リセットしていかないといけないと思うんですけど。それが休みを挟んで、ホームに帰ってきての頭。もっと言ったら、個人的にはなるんですけど、久々にスタートからゲームに出て1番で。1打席目から勢い持ってこられたらなと思っていたんですけど、なかなかうまく個人的にもいっていない部分もありますし、実際そうでしたし、いい当たりでも正面を突くのがあったんですけど。最後、決められたのは個人的にも、あした以降(勢いに)乗っていけるようになると思います」
新庄監督(左)とハイタッチする水谷
―自身のリクエストで、きょうから「パイナポーグッズ」が販売となった
「そうみたいですね。守っている時も外野のスタンドからタオルを持っていただいている人が、きょうから目にするようになったので、おそらくきょうから(発売)なのかなと」
―Tシャツを着ている人がいた
「Tシャツは分からないですけど、タオルを持って。タオルとかいろいろ出していただいて、これ(黄色のフェースTシャツ)は僕の注文で作ってもらったんですけど。街では着るなって感じですけど(笑)。恥ずかしいので。家か球場でお願いしますって感じですね」
―きょう勝ったら、Tシャツを着ようと考えていた
「いや、そうじゃないですけど。せっかくヒーローでしゃべらせてもらえるってことだったので、ぜひってことで。仕込みは僕は考えてきました。(ユニホームの)中に着るっていう」
お立ち台でユニホームを脱ぎ、グッズTシャツを見せる水谷(中央)
―数年前じゃ考えられないこと
「そうですね。ありがたいことです。こういうキャラクターとしても認知していただけるのはありがたいことですし、本当に、なんかかぶり物であったり、子どもたちがたくさんアイブラックしかり、まねしてもらっているのはありがたいことだと思うので。これが球場だけではなくて、少年野球の場でも何かパフォーマンスであったり、アイブラック含め、まねしたいなと思ってもらえる選手になっていきたいです」