【一問一答】水谷瞬が値千金の同点打 打率上昇も「(電光掲示板の成績は)見たくない。小っちゃくして(笑)」
三回2死一、二塁、水谷が右翼フェンス直撃の適時二塁打を放つ=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ11回戦 日本ハム2-1西武(6月29日、ベルーナドーム)
日本ハムの水谷瞬外野手(24)が29日、ベルーナドームで行われた西武戦の三回に同点打を放った。2死一、二塁で打席に入ると、渡辺勇太朗投手(24)のカットボールをたたき、右翼フェンス直撃の二塁打。前夜に続いて2安打1打点の活躍を見せた。試合後の一問一答は以下の通り。
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―好投手の渡辺を攻略し、三回に同点打
「ノーアウトから得点圏にいったんですけど、2アウトまできて。イソ(五十幡)さんが粘って(四球で)つないでくれたので、何とか1本出せるようにと思いました。その中で僕の狙い通りのところに来てくれたというか。狙った球を一発ではじき返せたのは良かったです」
三回2死一、二塁、西武・渡辺(手前右)から同点の適時二塁打を放った水谷=撮影・岩崎勝
―具体的にはどんな狙いだったか
「いい真っすぐを持っていて、インコース高めの真っすぐを使いながら、カットボールやフォークで(タイミングを)ずらして打ち取ってくるタイプの投手。実際、1打席目もショートゴロになっていますし。強引に行かずに、浮いてきたボールに対してしっかりアジャストするということを考えていました」
―今の打撃の状態をどう感じているか
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「難しく考えすぎず、シンプルにある程度、自分のプランを持ちながら打席に行っていて。フィーリングを含めて安定しているからこそ、ヒットが出たり、内容の良い凡打が多いのかなと思う。技術面とか、調子の良さもあるかもしれませんけど、一番は気持ちの面が安定しているのかなと思います」
―じわじわと打率が上がってきた。プラスに働くか
「上がっている分にはいいですし、そこはしっかりと見ていかないといけないと思う。でも下がってきたら、どんどんイライラしてくるので。できれば、電光掲示板、消してもらいたいなと思います(笑)」
三回2死一、二塁、適時二塁打を放った水谷
―気になるか
「去年もそうだったんですけど、見ていないつもりでもどうしても目に入ってしまう。まあ、見たくないので。小っちゃくしてほしい(笑)。僕のところだけでいいので、小っちゃくしてほしい」
―エスコンはどうか
「エスコンは今年から打席に立っているバッターだけ(表示される)。打席に立っているときはそこまで見ないので、ありがたい。本拠地は大丈夫ですけど、(問題は)ほかです。出すなとは言っていないです。小っちゃく、見えない程度に」
―達の好投はどう見ていたか
「ここまでいい投球が続いていますし、二回に打たれましたけど、その後も何食わぬ顔でいつも通りいいボールを投げていたので。何とかそのピッチングに応えたい、という気持ちもありました。暑いベルーナで後輩が投げている姿に応えないと。何とかその1勝に貢献できて良かったです」
三回2死一、二塁、同点の適時二塁打を放った水谷
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