高校野球
札幌月寒がサヨナラ勝ち ボールボーイ・成田が代打で殊勲の公式戦初安打【春季札幌支部】
■春季全道高校野球札幌支部(5月14日、札幌麻生)
▽Bブロック2回戦 恵庭北5-6x札幌月寒
27年ぶり全道まであと2勝
札幌月寒が2試合連続の劇的サヨナラ勝ちで準決勝に駒を進めた。めまぐるしく主導権が入れ替わる中、5-5の九回裏2死一、三塁で代打・成田透真(2年)が三遊間を抜ける公式戦初安打を放ち、27年ぶりの全道切符まであと2勝とした。
伏兵の一振りがシーソーゲームに終止符を打った。前の打者の安打で2死一、三塁の絶好機を迎えた場面で、札幌月寒の丸山真望監督(41)は、ベンチ横でボールボーイをしていた背番号「20」の成田に「代打行くぞ、こういう時にお前は回ってくるんだぞ」と声をかけた。
成田はすぐに準備。打席に向かうと、「緊張とかなくて、決めてやるという思いもなくて『無』だった」。初球の外角直球をフルスイングすると、打球が遊撃手の右を抜け左翼手の前へ。「打っちゃった」と思わずガッツポーズ。自身もびっくりの公式戦初安打に「すごく嬉しいです。先輩たちを勝たせる学年として活躍できたことが一番大きい」と喜んだ。

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