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2025/07/05 20:55 NEW

水谷瞬 2試合連続本塁打 そんな絶好調男の憧れるスポーツ選手は

四回無死二塁、2点本塁打を放った水谷(中央)がパイナポーポーズを披露=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ13回戦 楽天1-12日本ハム(7月5日、エスコンフィールド北海道)

 絶好調の2試合連続弾! 日本ハムの水谷瞬外野手(24)が2点リードの四回、楽天の先発・滝中が投じたスライダーをエスコンの右翼ブルペンにたたき込んだ。1打席目は空振り三振、2打席目は二飛と、共にスライダーで打ち取られていたが、本塁打の打席はこれまで培ってきた考えで対応した一発だった。

外寄りの真っすぐ、スライダーに照準

 しっかりと状況を整理した。無死二塁で走者は俊足の五十幡。最悪、進塁打でいいという割り切りを持って打席に向かった。スライダー中心の配球と分析していたことから、外寄りの真っすぐ、スライダーに照準を合わせた。カウントは1-2と追い込まれたが、全部の球に対応しようという〝欲〟はなかった。「内に来られて少々詰まっても、イソさん(五十幡)の足ならサードに行ってくれることも考えていたので、外の真っすぐ、スライダーをしっかりと強いアプローチ。内の真っすぐに対して間に合う自信はあったんで、詰まってショートの前、サードの前」。

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 しかし、来られたらお手上げの配球もあった。「真ん中付近、内寄りから来たスライダーはもうごめんなさいの気持ちで行きました」。結果は外のスライダーを右越え本塁打と、考え得る中で最高の結末となったが、そこに至るまでの過程に胸を張った。「結果としてホームランになりましたけど、あれがライト前でもライトライナーでも、それは考えの中でしっかりといいアプローチができたと思うので、ホームランだったから、というより、いい考えといいアプローチができたことの方が、僕の中では評価が高いと考えています」。六回にも中前打を放ち、2試合連続のマルチ安打をマーク。7月はまだ5試合だが、打率.421、3本塁打と、調子はうなぎ上りだ。

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