ファイターズ
《ハム番24時》8月12日

今月4日、セ・リーグが2027年シーズンからDH制を導入することが発表された。そのニュースを聞いて「残念ですね、僕は」と語るのが、本職の投球はもちろん、打撃でも非凡な才能を誇る山崎だ。
今季のセ・パ交流戦でも、6月7日のDeNA戦で2点タイムリーをマーク。パ・リーグ投手の歴代タイ記録となる交流戦5年連続安打を達成した。それほど打撃が好きなだけに、交流戦でもピッチャーが打席に立たなくなることに対して「残念なところがあります」と、その心境を口にする。
だが、山崎にとって救いなのは、導入までに1年の猶予期間が与えられたことだ。「来年まではあるということで、ホッとしましたね」。NPB史上で、ピッチャーが常時打席に立つことが最後となることが確実な来季。「来年、打てば新記録になる。来年、楽しめるようにしっかりと頑張ります」。交流戦6年連続安打の新記録を達成し、NPBの歴史の1ページに〝山崎福也〟の名を刻みつけたいところだ。