【一問一答】山崎福也 笑顔で達成 パ投手タイの交流戦5年連続安打 東京か名古屋でもー
七回1死満塁、右前に2点打を放ち、ガッツポーズを見せる山崎=撮影・小田岳史
■セ・パ交流戦2回戦 日本ハム7-4DeNA(6月7日、横浜スタジアム)
日本ハムの山崎福也投手(32)が「6番・投手」で先発し、七回に貴重な2点打を放った。これで、パ・リーグ投手としては最長タイとなる交流戦5年連続安打をマーク。投げても八回途中4失点の内容で、3勝目を挙げた。試合後の一問一答は以下の通り。
―打席を振り返って
「最後に打てて良かったんですけど、それ以外の打席は結構、ひどかったので。初回もチャンスがあったんですけど、そこでも凡打でしたし。なるべくもっと多く打てるようにという気持ちではいます」
―七回1死満塁の場面は打ってやると
「常に打ってやるという気持ちで入っています」
七回1死満塁、右前に2点打を放つ山崎=撮影・岩崎勝
―6番の万波が申告敬遠された。どんな気持ちだったか
「2年前ですかね。オリックスの最後の年も申告敬遠されてから安打を打って打点も稼いでいるので。その時と似ているなという雰囲気はあって、打てて良かったです」
―前の打者が申告敬遠されて、燃えるようなところはあったか
「いやいや。普通の判断というか、僕が向こうの監督だったとしても、次の打者がピッチャーですし、申告敬遠すると思います。ただ、打ってやりたいなという気持ちはありました」
―坂本の決め球をヒットにした。狙いはどうだったか
「初球にチェンジアップが来てある程度、軌道は分かっていたので。真っすぐ、真っすぐで最後、浮いてくれたのが良かったですね。あれが低かったら当たっていなかったです」
七回1死満塁、右前に2点打を放ち、ガッツポーズを見せる山崎
―執念で運んだか
「いや(笑)。6番に置いてもらって、なんとか1本を打ちたかったので、そこは良かったです」
―6番は昨年の阪神戦と同じだったが、驚きは
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「うれしかったですし、まさか初回に回ってくると思わなかったですし、ちょっとびっくりした気持ちもあったんですけど、たくさん打席に立てて良かったです」
一回2死二、三塁、遊飛に倒れる山崎
―打撃の用具一式は自分のものか
「頭から全部、そうです」
―春季キャンプで振り込んできた成果が出たか
「2月、3月と練習する時間があったので、その成果は出たのかな、という感じですね」
―相手投手の研究はどの程度、していたのか
「ロッカーで(映像が)流れているので、それをちょろっと見るぐらいです」
―投手の交流戦5年連続安打はパ・リーグタイ記録
「すごい意識していました。タイ記録ですよね。新記録をつくれるように、という気持ちでいます」
ヒーローインタビュー後、フォトセッションに応じる山崎
―打席での笑顔が印象的だった
「やっぱりみんな、プレッシャーがある世界なので。本業ではない分、仕事の中でのプレッシャーがない感じだと、思い切り楽しめますよね」
―打つことで乗っていけるか
「乗ってきていたんですけど、最後に打たれたので。なんとも言えないですよね」
―投球の自己評価は
「テンポ良く(投げられた)。(伏見)寅威さんの配球もハマった感じもありましたし。最後ちょっと…。そこだけポンポンポンといっちゃったので、そこは反省点ですね」

―自身の打点が大きかった
「あれがなかったら、1点差ですもんね。ヒヤヒヤでしたね。自分で稼いで良かったです」
―八回の3失点については
「点差が広がって、相手もブンブン振ってくると思ったんですけど、そこで自分の間合いが合ってしまったかなと」
八回無死二、三塁、DeNA・度会に3点本塁打を浴びた山崎
―疲れが出た部分もあったか
「疲れがなかったわけではないですけど、あそこはゼロで抑えたかったです」
―今季中、チャンスがあれば、また投打で活躍を
「そうですね。東京ドームと名古屋ドームがあるので。どちらかで投げると思うので。…長打を打ちたいですね(笑)。長打が出るように練習してきます」
―エスコンでの打撃練習のように大きい当たりが欲しいところ
「打ちたいですね。プロのピッチャーは球が速いと、きょう分かったので(笑)。ちょっと練習するしかないですね」
―新庄監督は2本は打ってほしいと
「言っていました? しっかりと打ちます」
試合終了後、新庄監督(右)とタッチを交わす山崎