【一問一答】達孝太 〝プロ初セーブ〟も交流は控えめ「人見知りが大発動していました(笑)」
勝利のハイタッチを交わす達(左)とオリックス・若月=撮影・金田翔
■オールスター第2戦 全パ10-7全セ(7月24日、横浜スタジアム)
日本ハムの達孝太投手(21)が八回から救援し、2回1失点の内容だった。近本光司外野手(30)にソロ弾を浴び、天を仰ぐシーンもあったが、リードを死守。〝プロ初セーブ〟もマークした。監督推薦で初出場した4年目右腕は、自然体でお祭りの2日間を過ごした。試合後の一問一答は以下の通り。
―初めてのオールスターを振り返って
「しんどかったです(笑)。(取材を受ける機会も多く)ずっとベンチにいることもないので」
―マウンドから感じた球宴の雰囲気は
「もう、おなかいっぱいですね(笑)」

―後ろで投げるのも新鮮だったか
「そうですね。初セーブを挙げられたので。意外と軽く投げて、いつもと同じぐらいの出力が出ていて。ちょっと違う感覚で。これぐらい楽に入ってもいいんじゃないかなと思いました」
―近本に被弾したが
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「真っすぐしか行っていなかったので…。今回は打たれましたけど、真っすぐと分かっていても打たれないようにしたいと思いました」
八回2死、近本に本塁打を浴び、悔しさをにじませる達
―プロ初セーブが球宴
「もう2度と付くことがないんじゃないですか(笑)。締められたので良かったんじゃないですか」
―セ・リーグの強打者と対戦して
「すごいバッターばかりでした」
―ほかの選手と話す機会はあったか
「ちょっとは話しましたけど、濃いことは話していないです。人見知りが大発動していました(笑)」
―そこまで人見知りか
「そんな感じしないかもしれないですけど、初めての人は全然しゃべれないです。来てくれたら話すんですけど、自分からは行かないです」
―来てくれた選手もいたのでは
「ぼちぼちです。モイネロとはちょっと仲良くなりました」
―モイネロの右投げは見たか
「すごいっすね」
―達も器用なタイプ。できそうか
「いや、できないです。まだ左で127キロぐらいしか出ないので」
―球速はモイネロの右と同じくらい
「でも、ノーコントロールなので(笑)」
―緊張はなかったか
「緊張感は全くなくて脱力してできたので。シーズン中、それもありかなと。後半戦、そんな入り方をしようかと」
新庄監督(左)が達の頭をコンッ!としながら迎える
―普段、対戦しているチームの捕手とバッテリーを組んで
「手の内を明かさないように投げていました(笑)。真っすぐとフォーク。ちょっといつもと違うフォークを投げていました」