ファイターズ
2021/12/16 17:21

稲葉侍前監督W受賞「侍ジャパンの発展願う」

コミッショナー特別表彰&正力松太郎賞特別賞 王会長からねぎらいの言葉も

侍ジャパンでの功績が評価された稲葉GMは、コミッショナー特別表彰と正力賞特別賞を受賞した(代表撮影)

 野球日本代表の侍ジャパンを率いて東京五輪で金メダルを獲得した稲葉前監督(現日本ハムGM)が、コミッショナー特別表彰と正力松太郎賞特別賞を受賞した。
 コミッショナー特別表彰に合わせ、侍ジャパン特別顧問を務めるソフトバンクの王球団会長からビデオメッセージが届いた。五輪での戦いを振り返り「そばで見ていて胸が熱くなったし、涙も出ました。大役、ご苦労さまでした」とねぎらいの言葉を受けた。
 稲葉前監督は「来年は日本ハムのGMとして一人でも多く侍ジャパンの選手を出していけるように。侍ジャパンの発展を願っています」とスピーチ。その後、プロ野球の発展に貢献した人物に贈られる正力賞特別賞にも選出され「全員の力で勝ち取り、わたしが代表して受け取る形にさせていただきます」と謙虚に喜びをかみしめていた。

清宮 イースタン最多本塁打者受賞

イースタン・リーグで19本塁打をマークし、渡部(西武)と並んで最多本塁打者賞を初受賞した。今季は開幕から2軍スタート。入団4年目で初めて、1軍出場ゼロにとどまった。悔しさを胸に秘め「ホームランを30本ぐらい打つ気持ちでこのオフ、取り組んでいけたら。来年はどんどんアピールして1軍で活躍したい」と力を込めていた。(東京)

生田目はイースタン最優秀防御率

 イースタン・リーグの最優秀防御率投手賞を手にした。先発で安定した投球を継続し、防御率は2・30。10月19日には1軍の先発に抜てきされ、3年目で初勝利を挙げた。収穫の多い1年となり「1軍でも通用すると感じたのはゴロを打たせるピッチングだったと思います。来年は1軍で1年間、戦い抜いてしっかり結果を残したい」と意気込んでいた。(東京)

西川 3年ぶり4度目盗塁王 来季も「全力プレー」

 3年ぶり4度目の盗塁王を獲得した西川は「タイトルを取れたこと以外はすべて苦しい1年」と振り返った。オフに日本ハムから来季の保有権を放棄され自由契約となっている。「チームが変わってどこでプレーするか決まっていませんが、どこに行ってもやることは一緒。全力でプレーする姿をお見せできれば」とコメントした。

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