プロ野球
2021/10/15 15:00

ソフトバンク3位指名北海高木村 風間と左右両エース目指す!

ソフトバンクの福山アマスカウトチーフ(右)、作山スカウト(左)から指名あいさつを受けた木村

 プロ野球ドラフト会議でソフトバンクから3位で指名された北海高の木村大成投手(3年)が14日、同高で指名あいさつを受けた。将来の先発候補として期待される左腕は、ドラフト1位の風間球打投手(ノースアジア大明桜高3年)との左右二枚看板形成を目標に掲げた。

 北海高の木村がソフトバンクの福山龍太郎アマスカウトチーフ(45)らから指名あいさつを受けた。30分ほど懇談し「3軍まであって施設も良くて、成長できる環境が揃えられている。とても楽しみな気持ちになった」と入団を心待ちにした。
 球団からは、風間投手と左右のダブルエースとして活躍していくことを期待された。「まだまだ比べられる実力ではない」と言うが、「力をつけて左右のエースと呼ばれる選手になれるように頑張りたい」と意気込んだ。
 福山チーフは「(木村の強みが)プロで成功している(選手たちの)要素と類似している。先発完投能力もあるし、体力がつけば、今よりも良い投球ができる」と評価。「風間君とホークスを引っ張っていってほしい」とさらなる成長を期待した。

巨人育成1位北海学園大鈴木 地元凱旋誓った

 北海高の木村と巨人から育成1位で指名を受けた北海学園大の鈴木大和外野手(4年)が出身地である北広島市の上野正三市長(73)を表敬訪問した。正式入団となれば、同市出身者として初のプロ野球選手となる2人。2年後には日本ハムの新球場完成も控えており「新球場で投げている姿を見せて感謝の思いを伝えたい」と木村。鈴木も「そこで走り回るという目標を持つことで、これから頑張るエネルギーになる」と意気込んだ。

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