ファイターズ
2022/11/29 06:00

《大海の部屋》連載〝最終回〟スペシャル 大海が飾った道スポ一面108回を振り返る

アマチュア時代から、道新スポーツを彩ってきた伊藤。自身が載った紙面に囲まれ、格好良くポーズを決める(撮影・桜田史宏)

 日本ハム・伊藤大海投手(25)の連載手記「大海の部屋」は〝最終回〟スペシャルをお届け。一面登場回数100回超えと道新スポーツを彩ってきた道産子右腕が、自身の紙面を背にこれまでの歩みを振り返った。プロ3年目の来季はさらなる飛躍を遂げ、メディアを通して明るいニュースを発信する。

こんなにあると思いませんでした。今川さんが怒っちゃいそう(笑)

 僕が道新スポーツの一面、終面(裏一面)に載った回数は108回。すごいですね。こんなにあると思いませんでしたし、このことを知ったら、(札幌出身の)今川(優馬)さんが怒っちゃいそうです(笑)。

 注目されることは嫌いではないタイプ。寮にいる時は、いつもスポーツ新聞を読んでいます。あまり意識はしないようにしていますが、投げた翌日はコンビニの新聞コーナーをちらっと見ます。たまに、紙面の自分と目が合うこともあります(笑)。日本ハム入団後は、結果が良くても悪くても取り上げてもらうことが増えて、なるべく良いものを残したいなとプレーしてきました。

初めての一面登場は駒苫時代の2014年 紙面の見出しが「伊藤」から「大海」に

 僕が初めて一面に登場したのは、駒大苫小牧高時代にセンバツで完封勝利を挙げた2014年ですか。当時のことは、今でも鮮明に覚えています。20年10月にドラフトで1位指名を受け、12月に仮契約を結んだ時を機に、紙面の見出しが『伊藤』から『大海』になっているんですね。ファンの皆さんには、伊藤より『伊藤大海』の4文字で覚えてもらっている。大海の方が、親しみがあると思います。

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