ファイターズ
2025/08/23 19:55 NEW

福島蓮 1年前のトラウマ「8・23」を払拭 「なんとか上書きできて良かったです」

一回2死三塁、ソフトバンク・山川から三振を奪った福島=撮影・宮永春希

■パ・リーグ21回戦 ソフトバンク3-8日本ハム(8月23日、エスコンフィールド北海道)

大事な大事なマウンドで躍動!

 日本ハムの福島蓮投手(22)が5回3安打2失点で今季3勝目を挙げた。

 「緊張は、そうっすね。いつもよりはさすがにしました」。天王山第2ラウンドの先発を託された若き右腕が、きっちり仕事を果たした。

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忘れられない苦い記憶

 ある思いを胸にマウンドに上がっていた。「去年の8月23日、ここで負けているので、なんとかリベンジできて良かったです」。ちょうど1年前。福島はこの日と同じく本拠地・エスコンフィールド北海道で先発登板していた。相手もソフトバンクだった。

 三回までに5点の大量援護をもらったが、リードを守り切れず四回途中でKO。喜怒哀楽を「見せない」タイプの右腕が、「いや~ちょっとヘコみましたよ。さすがに。5点取ってもらって、5点はき出したのはやばいっすよ」と珍しく落ち込んだ。試合は延長十回の末に5-6で敗れた。

2024年8月23日のソフトバンク戦、四回途中で降板する福島(中央)

 

鉄腕からのLINEメッセージに救われた

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