Bリーグ
2022/10/02 23:42

レバンガが秋田に連敗 目標のCS出場へ苦難のスタート

厳しいディフェンスに苦戦を強いられたレバンガ

■Bリーグ1部 第1節 レバンガ74-97秋田(2日、札幌・北海きたえーる)

 レバンガ北海道は、今季の開幕節で2連敗を喫した。秋田の速い展開の試合運びに対応できず、23点差の大敗。ミスで攻撃のリズムもつかめず、自滅した。今季は初のチャンピオンシップ(CS)出場を目標に掲げているだけに、ほろ苦い船出となった。次節は8、9日、豊橋市総合体育館で三遠と対戦する。

イージーミスから焦り 佐古HC「チームが未完成だと証明された」

 試合開始直後にPF/Cロングがイージーシュートを3連続で落とすと、チームに焦りが生じ、攻撃の歯車が狂った。インサイドを主戦場とするショーンとアウトサイドの選手の連係がかみ合わず、単調な攻撃を繰り返し、ことごとくシュートを失敗した。

 シーズン前から懸念されていたメンタル面の課題が露呈した。16点ビハインドで迎えた第3Q。PG橋本のバスケットカウントなどで流れをつかみかけたが、秋田の3点シュートが次々と決まると、一気に点差を広げられた。佐古HCが「チームとしては、やるべきことを徹底する力が欠けたゲームになった」と振り返るように、コート上で自分たちのプレーを取り戻せなかった。

 ホームで迎えた開幕節で2連敗。昨季4戦全敗した秋田相手に白星で勢いに乗りたかったが、「チームが未完成だということが証明された」(佐古HC)と現実を突きつけられた格好だ。主将の橋本も「自分たちの課題を遂行できなければ、CS(チャンピオンシップ)はほど遠い」と厳しい表情を浮かべた。

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