《レバンガ北海道・三河戦後》相手のフェイクにひっかかって得点されたところはディフェンスのミス《ロイブルTalk》
■B1リーグ第22節(2月7、8日・北海きたえーる)
▽第1日 レバンガ北海道75-97三河
▽第2日 レバンガ北海道91-95三河
試合後の会見に応じたレバンガ北海道のトーステン・ロイブルHC(53)の主な一問一答は以下の通り。
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【2月7日】
―試合を振り返って
「非常に厳しい試合でした。三河は彼らの今シーズンのベストゲームの一つでもあると思われる内容でプレーし、ボールの動きも非常に良かった。3ポイントも非常に高い確率。特に主力が出ている時は、なかなか相手をコントロールすることが難しい状況でした。三河は誰が出てきてもパフォーマンスが落ちることがなく、ベンチメンバーの得点も36点で、自分たちがやりたいバスケを相手にやられてしまった。相手のトランジションポイントは17点だったので、自分たちがものすごく悪かったということではないかもしれないですけど。やはり、こういう強豪チームから勝つチャンスをものにするには、自分たちはベストなパフォーマンスをしなくてはならないと思います」
―相手の3ポイントの確率が高いことは試合前から分かっていたと思う。それでも3ポイントシュートを打たれてしまったのは、考えていた作戦の上をいく動きを相手がしていたのか、それとも自分たちのディフェンスがうまく機能しなかった部分があったのか。そのあたりはどうか
「自分たちは第1クオーターのディフェンスが軽すぎた。それが相手を乗せてしまった要因だと思っている。もちろん相手のシュートを全て簡単に打たせてしまったわけではなく、(三河の)西田選手も前半で2本ぐらいディープスリーをコンテスト(ディフェンス)されながら決めたところはあった。もともとシュートの確率が高いチームに対し、第1クオーターの自分たちのディフェンスが軽すぎたことで乗せてしまい、ゲームを通してリズムをつかまれて、楽にシュートを打たれたという印象。そこは明日に向けて自分たちが改善しなければならない部分。第1クオーターから自分たちのディフェンスがしっかりしていると、シューター陣もあまりリズムをつかめず、試合を通してこれほど高い確率にならないと思う」
―アンダーカテゴリーの男子日本代表チームのヘッドコーチ時代に指導した、先ほど名前が出た西田優大、そしてシェーファーについて、対戦する立場になって自分が教えていた時以上に成長した部分があれば
「西田、シェーファーは素晴らしい選手です。2人ともナショナルチーム、トップチームに入り、もちろんオリンピアンでもあるので、自分も彼らのキャリアに関わることができて誇りに思っていr。彼ら2人が最初に国際試合を経験したのは自分と一緒だった時でした。西田は当時もシュートが非常に上手だったが、今、彼のプレー内容を見ると、プレーの幅が非常に増えてきて、パスも素晴らしい。ドライブもスラッシングもでき、以前はやっていなかったポストアップなどの動きもあり、いろいろな方法で点を取れる選手だと思う。そういうところが非常に成長したのかな。シェーファーに関しては、今はあまりプレータイムがないので、コメントすることはそれほどありません。彼がバスケットを始めたのは16か17歳で、それまではサッカーをしていた。そういう意味ではバスケット歴が少し短いかもしれないが、その割には素晴らしいキャリアを積み重ねていっていると感じます」
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―三河は(高身長の選手を3人同時に起用する)3ビッグを結構使っていたと思うが、その影響と、どのような対策をしたのか
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「今日は3ビッグに対する課題はあまり感じなかった。相手のインサイドの得点が34点だったということは、それほどたくさんやられてはいないと思う。自分たちも同じ34点だったので、逆にもっとインサイドで相手を攻めるべきだったかなと思う。3ビッグのラインアップの状況で、オフェンスリバウンドも11本だけ。そこまでペイントでインサイドをやられたという印象はない。今日はいずれにしても、アウトサイドの3ポイントでやられた。自分たちのローテーションの中で、控え選手をコートに出したら必然的にサイズが小さくなる。それと同時に相手のサイズが大きくなったというだけ。何か魔法で自分たちの選手の身長を伸ばすことはできないので」
―今の回答に関連するが、第2クオーターで一時逆転の状況をつくっていた。特に第2クオーターはスモールラインアップのメンバーが多く出ていたが、あのクオーターはどういう狙いがあったのか
「今日の自分たちのオフェンスの課題としては、トランジションからの得点が5点だけだった。自分たちにとって非常に低い点数で、全体でも75点しか入れられなかったというところがあると思う。第2クオーターでのスモールラインアップに関しては、よりペースを上げることと、ペースを上げることでオフェンスのアドバンテージを得られると考えた。加えて、自分たちももっと外からのシュートを狙おうと思った。あのクオーターは逆転でき、試合の後半にも同じようなラインアップを使ったが、残念ながら同じような結果は出なかった」
―明日はファストブレークを絶対に止めて、自分たちが加点していかなければならないと思う。ファストブレークをやられた要因は、リバウンドポジションの入り方がゆがんでしまってうまくできなかったのか、それとも単純に集中力の問題か。相手はクイックインバウンズで割とポンポンと出してきたと思うが、明日注意すべきポイントはどの辺りか
「きょうの自分たちの課題は、やっぱりタグアップが機能しなかった。セカンドチャンスという意味で12点入れたのは悪くはないが、やはりタグアップをしっかりしていないと、相手のトランジションにやられてしまう。自分たちのトランジションディフェンスが、特に10番のレイマン選手に対してしっかりマッチアップできていなかったというのが一つの課題なので、明日はそこは修正したいと思う」
【2月8日】
―本日の試合の総括を
「レバンガにとっては非常に良くない週末だったと思っている。試合内容としては昨日よりは良かったかな。ディフェンスも強度は昨日より高く、今日はシューター陣も高い確率でシュートを決めていたので、ボールの動きも非常に良かった。前半だけでもアシストが15本、試合を通して25本だったので、オフェンスも非常に良かった。通常このような会見であまりレフリーのことを話さないが、きょうはちょっと話したいと思っている」
「第4クオーターで起こったことは、ちょっと受け入れがたい。スタッツ的にも、このチームは結構フリースローをもらっていると思う。ペイントをアタックするチームなので。きょうは第4クオーターの8対0というフリースローの数の違いが明白だった。試合が終わった第4クオーターの時、チームファウルも相手はなかった」
「もちろん第4クオーター、自分たちのターンオーバーがいくつか続いて試合に響いたというところはあるが、そのターンオーバーの原因もやっぱりファウルされているところもあったかと思う。もちろん最終的に一番最後のプレーを含め、しっかりオーバータイムに持っていくべきだったというのは、やはり自分たちのミスだと思う。そうなる以前の問題で、もう少しコールがあればなと思ってます」
「レバンガとしても試合の内容的には良かったと思っている。今の状況を踏まえると、外国籍2人のチーム対フルメンバーの強豪チームの対戦だったので。そういう意味では内容としては良かったと思う。スタッツを見ても、相手よりほぼシュートの確率、リバウンド、ポゼッション、全部上回っている。ただ、先ほど言ったファウルのところが唯一違ったのかなと思います」
「長くなりましたけど、以上です」
―最後に91-91で同点になった場面での守備の指示について
「最後は3秒しか残っていなかったので、相手に簡単にオープンでシュートを打たせるなと。特に三河の方が第4クオーターに高い確率でシュートを決めていたので、スクリーンに対してはスイッチし、しっかりシュートをコンテストする。それでも決められたらどうしようもないと。ただ一番最後、相手のフェイクにひっかかって得点されたというところはディフェンスのミス。これは先ほどお伝えしたレフリーのこととは全く関係なく、自分たちのミスでやられた。ハーラー選手がファウルアウトしていた状況は、もちろんチームの助けにはなりませんでしたし、あのタイミングでの5ファウルは痛かったと思います」
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―前半は三河の3ポイントを抑えられていたと思うが、後半から入り出したことについて、どのように分析しているか
「ハーフタイムに選手たちに伝えたのだが、前半に相手のシュートの確率があまり良くなかったことで、後半に期待しないようにと。後半の三河のシュートの確率は、昨日の試合で彼らがマークしたような高い確率となった。ただ、われわれの方もシュートの確率的には高い確率で決めていた」