《レバンガ北海道・越谷戦後》富永とオカフォーを止めたら勝てるという状況にならないために《ロイブルTalk》
■B1リーグ第21節(1月31日、2月1日、札幌・北海きたえーる)
▽第1日 レバンガ北海道88-81越谷
▽第2日 レバンガ北海道80-81越谷
試合後の会見に応じたレバンガ北海道のトーステン・ロイブルHC(53)の主な一問一答は以下の通り。
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(1月31日)
―試合を振り返って
「まず皆様、本日これだけのメディアの方にお越しいただきありがとうございます。このような天候の中、本当に感謝しております。試合前から簡単な試合ではないなというのは分かってましたし、もちろん順位を見ると越谷さんの方がアンダードッグという状況だったと思いますが、決してそういう順位というのは関係なく、自分たちも外国籍選手が2人しかいない中で、このような状況で多くのチームは苦戦すると思っています。そのような状況、かつ自分たちのベストな内容ではありませんでしたが、今日勝利できたことを本当にうれしく思っています。やっぱりチームで今の状況を打破して、チームで勝てた勝利かなと思っています」
―今日の試合は、なかなかリズムをつかめなかったと思いますし、先ほどAゲーム(好ゲーム)ではなかったと話していました。それぞれの要因はなんでしょうか
「まず越谷さんのディフェンスが良かったんじゃないかな。まず富永に対してプレッシャーを掛け、簡単に彼を乗らせないというところと、われわれのチームとしてのストロングポイントであるトランジションからの得点というのも前半は0点だったと思います。越谷さんのディフェンスによって自分たちがスローダウンされてしまって、なかなかリズムをつかむことはできなかったんじゃないかなと思います」
「最終的に勝てた要因は、自分たちはAゲームができず、越谷さんも多分Aゲームではなかったと思いますが、彼らの持ち味はやっぱりシュートです。シュートの精度が非常に高いチームですので、リーグの中でも3ポイントを平均35%決めてくるチーム、かつアテンプト(試投数)の方も2ポイントより3ポイントの方が多く、全体の55%が3ポイントを打つと。その2つの数字を組み合わせて乗らせてしまうと非常に危険なチームです。自分たちのディフェンスで越谷のシューター陣にしっかりとプレッシャーを掛け、シュートよりはドリブル、もしくはドライブさせるような形に持っていけたのかな。アテンプトも今日は27本で、確率も27%相手の3ポイントを抑えましたので、お互いベストな試合じゃなかったかもしれませんが、最後はちょっと運もあったかもしれませんが、勝つことができました」
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―トランジションのところで抑えられたと思う。平均より低かったと思うが、要因はやはりディフェンスリバウンドだったでしょうか
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「越谷さんのボールに対してのプレッシャーが非常に良かったので、通常ならばボールを持っている選手がボールをプッシュして速攻、トランジションにつなげていますが、それをなかなかやらせてくれなかったというのが半分で、あとの半分はやっぱり自分たちも決められた後の切り替えっていうのがちょっと遅かったのかな。通常であれば決められてもすぐボールを出して自分たちのトランジションに持っていく傾向が多いと思いますが、今日はそれができなかった。越谷さんのディフェンスもあり、自分たちがそのようにできなかったところもあると思います」
―越谷に在籍していた市場選手が第3Qで流れを引き寄せる3ポイントを打ちましたが、今日の彼の評価を
「彼の活躍で今日勝てたというのは過言ではない。やはり古巣を相手にプレーするのは選手にとって非常に難しいこと。もちろんモチベーションというところもあると思いますが、逆にそれをプレッシャーだと感じる選手もいます。もしかしたら前半、市場選手はちょっと緊張していたのかなと思いますが、後半には3ポイントも含めてしっかりチームに貢献し、勝利に繋げてくれたかなと思います」
―30試合を超えて、川崎との2試合目などもそうだと思いますが、ある程度、富永選手にアジャストして止めに来る印象を持っている。彼は特別ですし、30試合に積み上げてきたものに対して合わせてきていると思う。その次の段階に入る中で、今回けが人がいたりとかして木林選手や内藤選手も、いい悪いがあるにせよステップアップし始めているのかなと思う。鍵を握るポイントは何ですか。前半は菊地選手がステップアップしていたと思います。どういうストーリーが描けそうですか
「次のステップとしては、やはりベンチメンバーがもっとよりコンスタントにパフォーマンスすることかな。今日の前半を見返すと、ベンチからのパフォーマンスが一切なかったので、リードも伸ばすことができませんでした。ただ後半は、攻守ともよりいいパフォーマンスをしてチームに貢献してくれたと思うので、そのばらつきがないように、ベンチのパフォーマンスをしっかりコンスタントに上げていくと。相手にとって富永とオカフォーを止めて、止めたら北海道に勝てるという簡単な状況に持っていかれないためにも、今後ベンチのパフォーマンスが鍵になってくるかなと思います」
(2月1日)
―きょうの試合の総括を
「こういう負けが一番痛い。特に1点差で負けるというのは、どちらがどうこうということはない。例えば20点差、30点差で負けると、やはり相手の方が良かったということになると思う。そういう意味では非常に運が良くなかったのかな。ただ、やはりゲームを振り返るに当たり、自分たちの細かいミス、一つ一つのミス。例えばフリースローを7本ミスしていなければとか、相手にどれだけプットバックされ、セカンドチャンスを与えたとか、ディフェンスリバウンドをあと1本取っていれば良かったとか、細かいところがやっぱりこの1点差の結果になったかなと思います。ただ、勝つ時はチームで勝ち、負けた時はチームで負けたという意味で、この悔しい負けをチームとしてモチベーションに変えて次節のモチベーションにつなげていきたいと思います」
―ジョーンズ選手の不在が続き、外国籍選手のプレータイムが伸びていますが、疲れやバウンドへの影響についてどう見ていますか
「それは言い訳に過ぎないと思います。疲労はあるかもしれないですが、越谷さんも同じだと思います。昨日、越谷さんの外国籍選手はほとんど30分以上プレーし、今日も30分以上プレーしてわれわれは負けている。逆に言うと、自分たちの外国籍選手は昨日は30分以内にプレータイムを抑えて試合を勝ち、今日は30分以上、31分と32分出ていますが。それで負けたというのは、言い訳にしかならないかなと思います。決してわれわれのコンディションが悪いとは思っていません」
「もちろんジョーンズ選手のけがは痛いですが、その問題にフォーカスするのではなく、誰かがけがした時は他の選手のチャンスだと私はとらえています。他の選手がその穴をどう埋めるか、どうステップアップするか、どう自分の持っているものをコートに立って証明するか、そのチャンスだったと思います。そういう選手が信頼を得て、(実力を)証明し、プレータイムを稼げば稼ぐほど、負傷した選手が戻ってきた時にプレータイムはあると思います。そうすることによってチームとしてより強くステップアップできる状況かなと思います。けがにフォーカスするというよりは、けがをしている選手がいるからこそ、他の選手のステップアップのチャンスだなというふうにとらえます」
―第2Qに(越谷の)クレモンズ選手を中心に3ポイントを決められたが、その点についてどう見てましたか。そして後半に向けてどう修正していったのかを教えてください
「第3Qは自分たちのディフェンスが最悪の状況でした。オフェンスに関して、得点を入れることにはあまり課題を持っていなかったが、越谷さんのオフェンスをどう止めるかという部分で、一つのクォーターに31点取られているということは、やっぱりディフェンスが全体的にソフトすぎた。それは今日負けた理由の一部ではあるかなと思います。やはり相手のシューター陣を乗らせてしまうと、タフなシュートもリズム良く決められてしまう。今日のスタッツを見ても、相手は34本打って35%という良い数字で決めています。昨日の数字とはまた違います。昨日の勝った鍵の一つは、シューター陣を簡単に乗らせずに確率を抑えたというところですが、今日はそれができなかったので、敗因の一部かなととらえます」
―今の話につながりますが、越谷さんが割とサイドスペインを使ってきた。レバンガは積極的にスイッチしていくと思いますが、それをさせられるみたいな状況だったという印象を持っている。だから最後にゾーンディフェンス使わざるを得なかったような印象を持った。そのあたりについて、どういう組み立てをしたかったのか、選手たちにどういうことを求めたのか
「指摘通り、サイドのディフェンスについて、強度を上げてなるべくスイッチしないディフェンスっていうのが意図であったのですが、なかなかそれができず、簡単にドライブをやられてしまった。ドライブに対してヘルプに行き、簡単にパスを出されてオープンで打たせてしまった。もちろんゾーンディフェンスも、スタッツ上、越谷さんはゾーンオフェンスがあまり効果的ではなかったので使いましたけど、いろんなディフェンスをしながらっていうところです。そこは今日の一つの課題だったというふうにはとらえています」
―オフェンスについても聞きたい。ペイントタッチの数字が良くないというか、それがどうして起きたのかについて、どうとらえていますか
「質問が具体的すぎて今答えられないので、映像を見ないと分からないですけど、ポインツインザペイントが42点というのはまあ半分以上なので、そこは逆に悪くはないのかなというふうにはとらえてます。スタッツだけを見て、やはり自分たちのバランスが良くない。2ポイントを48本打っていますが、3ポイントを15本しか打ってない。もしかしたらもっと3ポイントを打つべき、打てるような状況に持っていかなければいけなかったかなというのはあります」
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