レバンガ惜敗も薄氷の首位キープ 富永啓生はバースデー勝利ならず
第4Q残り18秒、同点に追いつくシュートを決めるSG富永(中央)=撮影・東倫太朗
■B1リーグ第21節最終日(2月1日、札幌・北海きたえーる)
▽レバンガ北海道80-81越谷
厳しいマークあいながらも21得点
東地区首位のレバンガ北海道が越谷に試合終了間際のフリースローで勝ち越しを許し、この日にクラブのBリーグシーズン最多勝利数を更新することはできなかった。日本代表SG富永啓生(25)は越谷のPG池田祐一(28)の厳しいマークにあいながらもチーム2番手となる21得点をマークしたが、誕生日を勝利で飾ることはできなかった。再び千葉、宇都宮と勝率で並んだが当該対戦の得失点差で首位をキープ。次節は7日からホームで三河と2連戦を戦う。
第4Q、越谷のボールをスティールし、攻め上がるSG富永(右から2人目)
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最終盤に自らの得点で同点としたが 「ロッカールームでみんなから…」
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あと一歩だった。第4クオーター(Q)、80-80で同点に追いついた緊迫の残り18秒。ゾーンディフェンスを選択したレバンガは全員が両手を広げ、絶対に点を許さない構えだったが、残り1秒8でSG/SFドワイト・ラモス(27)が自陣で痛恨のファウル。富永は思わず頭を抱えて天を仰いだ。相手PGクレモンズは最初のフリースローを成功させ、勝ち越しを許した。
この日25歳の誕生日を迎えた富永は「きょうロッカールームに行った時にみんなからおめでとうって言ってもらった。勝てたら一番良かったと思うけど、負けてしまったところは悔しい」と、ほろ苦いバースデーとなった。
劣勢の展開でも徐々にペースアップ
前日の試合で18得点を奪ったラモスが無得点に抑えられた。富永も第1Q開始から2本連続で2点シュートを外し、さらにファウルを与えるなどリズムに乗りきれず、第2Q中盤まで無得点に抑えられた。それでも厳しいマークをかいくぐり、第2Qで7得点、第3Qで6得点とエンジンがかかり始めた。
同点の第4Q終了間際、越谷のフリースローでブーイングをあおるSG富永
本領発揮は終盤。第4Q残り5分を切ってスコアは70-74。「焦りすぎずに1本1本、返していけば全然間に合う時間でもあった。焦ってプレーをするのではなく、しっかりと自分たちらしいバスケットで。一気に4点返すっていうイメージじゃなくて、1個1個、返して止めて、返して止めてを繰り返せば追いつける点差だと思ったんで、そこら辺はチームとして共有していた」。その言葉通り、まず富永が速攻からレイアップで1本決めると、今度はカットインからレイアップ。さらにパスカットからファウルをもらってフリースローを2本成功させ、最後は2点を追う残り18秒2で正面からカットインして同点ゴール。会場からこの日一番の歓声が上がった。
ここをいかに切り替えてやれるか
惜敗もかろうじて首位をキープ。来週末は再びホームで三河との2連戦を迎える。このままCS進出圏内をキープするには、落とすわけにはいかない戦いが続く。試合後のロッカールームでは「シーズンは長いので、負ける試合は絶対ある。ここをいかに切り替えてやれるかチーム全体としてしっかり話しました。ここでズルズルするんではなくて、次の試合でしっかりとバウンスバックできるように」と三河戦を見据えた。
次節以降の25歳初勝利へ、「これからもっとタフな試合も続いていきますし、個人としても、チームとしても飛躍できる1年を過ごしていけたら」。Bリーグでの最多勝利の更新を通過点に、さらなる高みへチームをけん引する。
越谷に1点差で競り負け、がっかりした表情のSG富永(中央)らレバンガの選手たち
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