レバンガが3日ぶりに首位再浮上 ケガで大黒柱ジョーンズ欠くも和製ビッグマン・木林優らがカバー
第1Q、シュートを放つPF木林(中央)=撮影・宮永春希
■B1リーグ第20節(1月28日、札幌・北海きたえーる)
▽レバンガ北海道87-84群馬
勝率では3クラブが並ぶ大混戦
東地区3位のレバンガは同地区4位の群馬との接戦を制した。これで25勝8敗で宇都宮と千葉に勝率で並び、3クラブの当該対決の得失点差で再び首位に浮上した。25日の宇都宮戦で主将を務めていたPFケビン・ジョーンズ(36)が左手親指を負傷してベンチ外になる緊急事態だったが、今季長崎から加入したPF木林優(23)がキャリア最長の14分間出場するなど、主将の抜けた穴をカバー。ホーム連勝記録を12に伸ばした。次節は31日からホームで同地区8位の越谷と2連戦を戦う。
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試合終了後、C/PFハーラー(手前右)とともに「レバンガビクトリー」の音頭をとるPF木林(同左)
試合後にはジョーンズとハイタッチ
身長200センチの和製ビッグマンがコートで存在感を示した。第1クオーター(Q)残り6分31秒で、C/PFジョン・ハーラー(26)に代わってコートに投入されると、1分後に相手ペイントエリア内で体勢を崩しながら左手1本でゴールにねじ込み、軽く手をたたいた。得点は合計3得点に留まったが「チーム全体で、自分を含めて出てる全員がハッスルして戦い抜いて、こういう接戦を勝ち切れたのは本当に大きかった」。ベンチの後ろで戦況を見つめていたジョーンズとゲーム後にしっかりと勝利のハイタッチを交わした。
外国籍選手の対応へ施した心の準備 日本代表を目指す若武者が躍動
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チームにとってジョーンズの離脱は痛手だが、木林自身にとっては巡ってきたチャンス。今季はここまで1試合平均4分台の出場時間だった。ジョーンズがケガをして、心の準備はできていた。「普段より強い気持ちでしたし、準備もよりしっかりやった。特にそんな緊張もせずに、自分ができるプレーを精いっぱいやろうっていう気持ちでした。ディフェンスの部分で、相手の外国籍(選手)を止め切るのが一つの目標。そこは結構、達成できた部分。オフェンスは1本決めましたけど、本当はもうちょっと決めたかった」と引き締めた。
第1Q、ゴール下に攻め込むPF木林(左)
東京都出身。中学時代から世代別代表に選ばれてきた。将来の目標は「やっぱり日本代表になるチャンスがあれば、もちろん狙うつもりもありますけど、まず自チームで活躍するっていうのが一番。そこで活躍してから僕は日本代表になりたい」。北の大地で実績を積み重ね、近い将来のフル代表入りを狙う。
全体首位の古巣との対決にも意欲
昨季までプレーした長崎は現在B1全体で首位。4月にはホームで長崎との2連戦が待ち構える。「去年と長崎のメンバーも変わっているんですけど、本当に強くなったなっていう感じですし、自分たちが対戦する時は絶対に勝ちたいなっていう気持ちはありますね。やっつけてやるって感じです」。それまでレバンガも東地区で上位を維持し、CS争い佳境の春に、成長した姿を見せつける。
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第3Q、懸命に守るPF木林(右)
■トーステン・ロイブルHC(53)の木林に関するコメント
「カギとなる選手がいない中で、ステップアップしなきゃいけない唯一の選手だった。彼は練習で非常に良いパフォーマンスをしてますし、内容的にも良くて外国籍選手とも対等にやっているんですけど、なかなか試合になるとプレータイムを与えられていないので、彼が持ってるものをなかなかコートで出すことは今までできなかったんじゃないか。今日の試合に関して、自分に対してのチャンスというのを非常によく使った。チームディフェンスは非常にアグレッシブにプレーしましたし、何も慌てず、賢く、自分の役割を全うしてプレーした。きょうの勝利に貢献してくれた選手の一人」