ファイターズ
《ハム番24時》3月15日
前日14日の巨人戦は、昨季限りで現役引退した長野氏の引退試合でもあった。八回に代打で出場し、九回から定位置・右翼の守備位置へ。先頭打者として打席に立ったのが、育成ルーキーの常谷だった。
外角直球を捉えた打球は、長野氏が守るライトへ。キャッチすると東京ドームは大歓声に包まれた。粋なバッティングを披露。一夜明け、常谷本人に真相を聞くことができた。新庄監督から「ライトへ打て」という指令があったという話も出ているが「自分が(凡退して)ベンチに帰ってきたらライトに打てという雰囲気だった。自分は先頭だったので、あまり伝わっていなかったかもしれないです」。それでも、右飛を放ったのはすごいと思った。
試合後のセレモニーもベンチから見届け、この日の練習中にはスーツ姿で挨拶に来た長野氏と話をする機会にも恵まれたという。「横尾(打撃)コーチがライトフライ打った子だよみたいに言ってくれて、そのまま握手して打ってくれてありがとうって言ってくれました」。SNSでは巨人ファンから感謝のコメントであふれており、「すごいって聞きました。よかったです」と表情を緩ませていた。
早期の支配下登録に向けて、今月5日から1軍に帯同してアピールを続けている。プロで16年間プレーしたレジェンドの激励は、何よりモチベーションになったことだろう。