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2026/03/16 06:00 NEW

広島ドラ1・平川蓮の母校から初の早大野球部 札幌国際情報・今村壮吾が一浪してまでこだわった理由

札幌国際情報に飾られている広島ドラ1・平川蓮のユニホームをバックに3人目のプロ入りを誓う今村=撮影・西川薫

3季連続で道大会8強進出

 一昨年、札幌国際情報の主将を務め、投打の柱として2年秋から3季連続で道大会8強入りした今村壮吾投手(19)が3日、一浪の末に一般入試で東京六大学の名門・早稲田大に合格した。同校からは昨秋のドラフト会議で平川蓮外野手(21、仙台大)が広島にドラフト1位で指名された。今村は平川の3学年後輩で、平川も背負ったエースナンバーを受け継ぎ、甲子園を目指した。同校は公立の進学校だが野球部から早稲田大に進学するのは創部初の快挙。早稲田大にこだわった思い、そして4年後の未来像とは?

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 今村に1年遅れのサクラが咲いた。「今回で受験は最後にしようと思っていた。努力が結果としてついてきたのはすごく嬉しかったですし、レベルの高い東京六大学でやれることも、これから成長するために大きな進路決定になった」。好きなプロ野球球団は平川が指名された広島。母の地元で幼い頃は何度もマツダスタジアムへ応援に行った。平川とは仙台大時代に帰省した際に面識があり「最初はすごいなと思っていましたが、やっぱり自分もやれるぞっていう、やってやるぞ、という気持ちをより強くしてくれた出来事」。先輩の快挙に刺激を受け、同校から3人目のプロ入りを夢見て、名門で腕を磨く。

野球3兄弟の末っ子 「私学倒して甲子園に行く」

 当初の志望校は早稲田大ではなかった。今村は3兄弟の末っ子。長男は札幌南、次男は札幌光星で2人とも野球部の主将を務めた。中学1年の夏、札幌円山で繰り広げられた札幌国際情報と北照の決勝戦を観戦。「私学を倒して甲子園に行く」と平川と入れ替わりで公立校の札幌国際情報へ進学。元日本ハム投手の有倉雅史監督(58)から投手としてのイロハを学び、1年秋からベンチ入り。3年夏の南北海道大会では甲子園まであと3勝のところまで勝ち進んだが、完全燃焼することができなかった。「自分でより成長できる、一から始められる東京の強豪校でやりたい」。練習参加したこともあった東都の強豪・中央大一本に絞り受験したが無念の不合格だった。

24年、札幌国際情報時代の今村

 

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志望校を変更してから模試では終盤までE判定も…

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