アマ野球
2022/08/28 23:15

札幌大谷が7-0快勝発進 リトルシニア秋季全道大会新人戦

先制の右前適時打を放った村瀬

■リトルシニア秋季全道大会新人戦兼麻生自動車学校杯 第1日(28日、江別・野幌第一ほか)

 1、2年生の新チームによる大会が開幕し、予選リーグ10試合が行われた。札幌大谷は9番・村瀬弦(札大谷中2年)が二回に先制の右翼前適時打を放ち、チームに勢いをつけ7―0で石狩中央にコールド勝ち。初優勝へ向け好発進した。

9番・村瀬の先制打で勢い乗った

 小柄な9番打者・村瀬がチームに大きな流れを呼び込んだ。二回2死二塁の場面で打席に入った村瀬は、3球目の内角直球をはじき返した。「感触は良くなかったけど、振り抜いた」。打球は右翼手前に落ちる先制の適時打となった。この一打を機に打線は勢いに乗り、チームはコールドで初戦突破を果たした。

札大谷高の甲子園出場が選手たちの刺激に

 村瀬を含め、選手たちは札大谷高の甲子園出場が良い刺激になっている。南大会を皆で観戦、希望者は二松学舎大付との試合を見るため甲子園まで足を運んだ。五十嵐友次郎監督(51)は「実際にプレーを見て、打撃の思い切りの良さ、守備でのポジショニングなどを参考にするよう選手たちには伝えている」と、選手それぞれの吸収力に期待する。

 先輩たちの背中を追い、まずは今大会で初優勝を果たし、来年行われる全国選抜の出場切符を手にするつもりだ。

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