フォルティウス6敗目で1次リーグ敗退 吉村紗也香「みんなで思い切り最後までプレーしたい」【ミラノ・コルティナ五輪】
イタリアに敗れ、1次リーグ敗退が決まった(左から)吉村、小林、近江谷、小野寺=共同
イタリアに敗れて1勝6敗
【ミラノ共同】ミラノ・コルティナ冬季五輪第12日の17日、カーリング1次リーグで女子は日本のフォルティウスがイタリアに6-8で敗れて1勝6敗となり、2試合を残して敗退が決まった。日本は6-6の最終第10エンドで2点を奪われた。スウェーデンが6勝1敗で4強一番乗り。米国とスイスが5勝目(2敗)を挙げ、カナダと韓国が4勝3敗。(共同)
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初戦で犯した失投を引きずり悪循環
カーリング女子のフォルティウスは1次リーグ序盤の強豪との対決で、波に乗れなかった。最終投を担う吉村は前回銅メダルのスウェーデンとの初戦で犯した失投を引きずり、悪循環に陥った。
吉村の自信ない表情が目立つように
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先攻の第4エンド。ドローの投げ合いで吉村の最後の一投は想定より早く曲がる。ガードの石に当たる痛恨のミスで3失点。大黒柱は石を放す感覚や氷の状況分析に悩み、自信なさげな表情が目立つようになった。
不安は1勝2敗で迎えた米国戦でも露呈。1点を追う後攻の第8エンドは相手の石がたまるピンチだった。スピードとコースに悩んで放ったドローはハウス(円)の中心をオーバーする。痛恨の3失点に「イメージと違った。私が良くなかった」と頭を抱えた。
イタリア戦の第7エンド、ショットを放つ吉村(中央)。左は近江谷、右は小野寺=共同
仲間を生かすショットが不発に
カナダ戦の第3エンドもドローが強すぎて円を通過し、3点のスチールを許した。スイープを使って狙った場所に運ぶ「仲間を生かすショット」を心がけていたはずだが、この思いとは正反対のミスが続き「(ショット前の滑り出しで)思っているより早く蹴ってしまっている」とこぼした。
17日終了時点でポジション別のショット成功率は吉村が73.2%で10人中9位。スウェーデンのハッセルボリはトップの83.3%で、4強入り一番乗りに貢献した。五輪の重圧か、吉村に本来の絶妙なタッチが戻らないまま、終戦となった。
試合終了後、イタリア選手と健闘をたたえ合う吉村(左)=共同
■吉村紗也香
「五輪の舞台での試合は残り2試合なので、本当にみんなで思い切り最後までプレーしたい」
■近江谷杏菜
「昨夜に石の研磨があり、曲がりと滑りに大きな変化があった。互いに苦戦した中で、もう少しできるかなという場面はあった」
■小林未奈
「初めての五輪の舞台で、最初は震えるほど緊張した。プレーでは、納得いっていない部分があったので悔しい」
■小谷優奈
「(1次リーグ敗退も)ここまでやってきたことに間違いはないと思う。ここから先の戦いで勝っていくために、必要な要素や強くなれる部分があると感じた」
■小野寺佳歩
「率直に悔しい。接戦で負けてしまう試合が続いている。ショットの精度が上がらないと勝ち切るのは難しい」
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