伊藤大海 侍ジャパンでもピッチャー陣の〝兄貴分〟へ 「上が裕樹さんだけなので…」
アップ前にリラックスした表情の伊藤=撮影・松本奈央
宮崎でかけがえのない日々
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの日本ハム・伊藤大海投手(28)が、人見知りキャラから脱却し、お兄さん的ポジションを確立している。宮崎合宿の第2クール2日目だった18日は、キャッチボールなどで軽めに調整。「楽しくいい緊張感を持ちながらやっています」と笑顔を見せた。
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宮崎での強化合宿には、米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(39)が参加中。連日、投手陣は変化球談義などに花を咲かせている。伊藤も「ipadだったり、メモして残しています。覚えている範囲で(メモに)書くというか、その作業で1日が終わっています。(夜は)大会の映像を見たりとか結構、忙しいですよ」と充実の日々を送っている。
前日17日にはブルペンで投球練習を行い、ダルビッシュからツーシームの話を聞くこともできた。早速、この日のキャッチボールで助言を生かし「(宿舎に)帰っていろんな映像を見て。きょう、ツーシームの感じ良かったですよ」と手応えをつかんだ。
キャッチボールする伊藤
人懐っこくてかわいいセ界を代表する右腕とは…
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2023年の前回大会は、直前合宿から自ら命名した「春の人見知り祭り」を開催。練習中もどちらかといえば、1人で黙々とルーティンをこなすことが多かった。
この日はウオーミングアップから中日の高橋宏と言葉を交わし、その後も一緒に練習メニューを消化。「(高橋は)かわいいっすよ。人懐っこいので。野球の話も、ふざけた話も」とニヤリと笑った。
中日・高橋宏(左)と言葉を交わす伊藤
WBC連覇へ粉骨砕身
チームのことを考えての行動だ。宮崎合宿に参加している投手陣では、ソフトバンクの松本に次いで上から2番目の28歳。「今、ピッチャーで(年)上が裕樹さんだけなので。やばくないですか? 上っぽい人がしゃべらなかったら」。年下選手に話しかけ、積極的にコミュニケーションを図るようにしている。
世界一に貢献した前回大会から3年。昨季、沢村賞に輝いた右腕は、日本ハムだけではなく、侍ジャパンでも中心選手となっている。
投手陣と積極的にコミュニケーションを図る伊藤(中央)