ファイターズ
大海 コロナ復帰後初ブルペン
■国頭キャンプ BOSS組
捕手立たせ12球
新型コロナウイルスの陽性判定を受け、隔離期間を経て国頭キャンプに合流していた伊藤が10日、復帰後初めてブルペンに入った。捕手を立たせたまま、ゆったりとしたフォームで12球を投げ、「一日一日、フレッシュな気持ちで取り組めている」と充実感をにじませた。
練習ではグラブを外した左手に1キロの球を持ち、キャッチボールを行った。隔離期間中に考えた練習法を実践。「(昨季の)後半戦、左手の使い方が良くなかった。反省点もあったので、ちょっと過剰に意識する意味でやってみています」と意図を説明した。
コロナの影響でキャンプインは遅れたが、調整する時間は十分にある。エース上沢とともに先発ローテの柱として期待される2年目右腕は「バランスを大事に焦る気持ちを抑えながら、しっかりやっていきたい」と前を向いていた。