中島卓也の引退セレモニー 最後の守備〝二遊間〟は田中賢介SAと【スピーチ全文も】
■パ・リーグ23回戦 楽天5ー6日本ハム(9月22日、エスコンフィールド北海道) 試合詳細はコチラ
日本ハムの中島卓也(35)の引退セレモニーが22日の楽天戦後に行われた。
まずは大型ビジョンに中島のこれまでの軌跡を記録した映像が流された。その後、中島がグラウンドに登場。西川、鍵谷さん、谷元打撃投手から花束を受け取ると、続いて栗山CBOが登場し、花束を贈呈。最後は愛息からも花束を受け取った。
ソフトバンク近藤らからビデオメッセージ
そして、中島がスピーチを行った後はスペシャルムービーが用意されていた。元チームメートのソフトバンク・近藤や中田翔氏、元日本ハムコーチの三木(肇)氏らのビデオメッセージが流され、惜別の言葉が贈られた。
続いては中島が最後の守備に就いた。同学年の谷内コーチがノッカーを務め、ファーストには西川、セカンドにはともに二遊間を組んだ同郷の先輩・田中賢介SAが入り、中島がショート。最後はダブルプレーで終えた。
チームメートから胴上げ 9度舞った
チームメートらからの胴上げでは、ファンに見守られながら9度、宙に舞った。その後、場内を一周し、新庄監督ら首脳陣やチームメート、スタッフ一人一人と握手を交わし、グラウンドを後にした。
【中島のスピーチ全文】
本日は、大事な時期にもかかわらず、このような素晴らしい場を用意していただいた球団関係者の皆様、このエスコンフィールドに足を運んでいただいたファンの皆さん、ありがとうございます。18年前、プロ野球選手になった喜びと、これからやっていけるのかという不安な気持ちを抱えながらファイターズに入団しました。当時の僕は、きゃしゃで自信もなくて、プロのすごい世界で本当にやっていけるのか不安な気持ちのほうが大きかったです。それでも大好きな野球ができる、もっと上手くなりたい、その思いを胸に毎日がむしゃらにやってきました。
18年間を振り返ってみると、たくさんの素晴らしい出会いに恵まれてきました。素晴らしい指導者の方々との出会い、たくさんのチームメートと出会い、支えていただいたスタッフの皆さんと出会い、いつも応援してくださったファンの皆さんと出会いました。その一つ一つの出会いがあったからこそ、18年間プロ野球選手を続けてこれたと思います。
まず、大好きな野球に出会わせてくれた父と母。大きなけがもなく、丈夫な体に育ててくれて、本当にありがとう。一番近くで支えてくれた妻と息子。ここ数年2軍で過ごすことが多く、寂しい思いをさせてきました。それでもいつも笑顔で応援してくれてありがとう。二人のおかげでここまで頑張ることができました。ここまで育ててくれたファイターズ、監督、コーチ、スタッフの皆様、一緒に戦ってきたチームメートのみんな。良い時も悪い時も最後まで諦めずに戦ってきたことはかけがえのない経験でした。感謝しています。
18年間応援してくださったファンの皆さん。僕が苦しい時、皆様の声援が何度も何度も背中を押してくれました。札幌ドームで聞いた皆さんの声、エスコンフィールドで聞いた皆さんの声も一生忘れることのない宝物です。皆さんの前で野球ができたこと、ファイターズの中島卓也として応援してくれたこと、本当に幸せでした。ありがとうございました。
18年間ファイターズのユニホームを着てプレーできたことを誇りに思います。最後に、北山、本当にすみませんでした。逆転してくれて助かりました。最後の内野安打も後輩のおかげで、打つことができました。本当に頼もしい後輩たちです。これから絶対に優勝してくれると思います。僕は信じています。これからもファイターズをよろしくお願いします。18年間ありがとうございました。