【男子ゴルフ】マスターズ&全英出場の道産子・片岡尚之 32位タイで6年連続予選通過
■ANAオープンゴルフ第2日(9月18日、北広島・札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース、7066ヤード、パー72)
4月のマスターズと7月の全英オープンの海外メジャー2大会に北海道勢として初出場した江別市出身の片岡尚之(28、ACN)は、初日3アンダーから一つスコアを伸ばして通算4アンダー、32位タイで決勝ラウンドに駒を進めた。
「ちょっと上は難しい位置ですけど」
1年ぶりの地元トーナメント。プロとして初出場した21年から6年連続で予選を突破するも「たまたまです。今の調子なら(予選を)通っただけマシ」と苦しんでいる。地元ファンの見えない力に背中を押され「ちょっと上は難しい位置ですけど、あと2日間楽しんでやりたい」。最後まで攻撃的姿勢を崩すことなく、持ち味のチャレンジングなプレーで上位を追走する。
状態が良くない中でも、20年のプロデビュー後、平均パット数で2度の1位を記録するなど、一度もトップ5以下に落ちたことのないパッティングでスコアを作った。シーズン開幕から様々なパターを試し、今週もこれまでとは異なったタイプのパターを投入。さらにパッティングに入る際のルーティンも見直した。そのおかげでこの日の5バーディーのうち、スタートの1番で10メートルの難しいバーディーパットを決めるなど、ロングパットやミドルパットでスコアを伸ばした。
なんとか北海道勢最上位タイでフィニッシュ
ハイライトは4バーディーで迎えた最終18番パー4。第1打を左に曲げて林の中に入れた。第2打でグリーンを直接狙うのは困難な状況だった。そこから上空のわずかな空間を狙ったが「さらに上に行っちゃって木に当たっちゃった」。グリーン手前のラフからの第3打はカップより上につけたが、下りの難しいパットをねじ込みパーセーブ。「本当によく入りました。パッティングのタイミングがたまたま合うんですよね。でも本当調子悪いです、めちゃくちゃ。ショットはやばいです。本当パター入ってくれたので、ラッキーでした」。なんとか北海道勢最上位タイでフィニッシュした。
首位を10打差で追いかける勝負の3日目。「毎日試行錯誤してやっている。1日1日なんとか良い方向に、というのはいつも考えてること。ここ(地元)だからってことはないんですけど、なんとかっていう気持ちはあります」。生まれ故郷の北海道で、シーズン後半戦へ浮上のきっかけをつかむ。
