冬季スポーツ
2022/02/08 14:59

沙羅 スーツ規定違反失格に泣く

2回目の飛躍を終え、あふれ出る涙を止められなかった高梨(撮影・中本翔)

 10チームが出場した混合団体で、高梨沙羅(25、クラレ)佐藤幸椰(26、雪印メグミルク)伊藤有希(27、土屋ホーム)小林陵侑(25、同)で臨んだ日本は4位となり、メダル獲得を逃した。

 1回目に1番手の高梨がスーツの規定違反で失格。それでも残る3人の合計点で8位となり、2回目に進出。4位まで順位を上げた。ジャンプはスーツで浮力を得られるため、股下の長さや体とスーツの隙間の大きさなどが決められている。日本チームのコーチによると、高梨はスーツの両太もも回りが規定より2センチ大きかったという。

 2回目にヒルサイズの106メートルを飛び、137・5点をマークした男子のエース・小林陵は「すごく波乱になったが、いいゲームだった。沙羅もすごくいいジャンプをしていた。本当に強いなって思う。たくさんハグしてあげました」と誇った。(共同)

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