コンサドーレ
2022/02/06 15:07

ミシャ 沖縄キャンプに合格点 1次を完走

FC東京戦を見つめるペトロビッチ監督(撮影・西川薫)

5日、沖縄・糸満市西崎運動公園

 北海道コンサドーレ札幌は5日、沖縄・糸満市でFC東京と練習試合を行い、沖縄での1次キャンプを打ち上げた。試合後、就任5年目を迎えるミハイロ・ペトロビッチ監督(64)がコロナ禍で迎えた1次キャンプを「いい方向へ向かっている」と総括。9日からの熊本キャンプでは、19日の開幕戦に照準を合わせ、トレーニングのギアを上げていく。

9日から熊本で2次キャンプ

 厳しい感染防止対策の中、札幌がなんとか沖縄キャンプを完走した。ペトロビッチ監督は「選手が揃わない、コンディションにバラつきがある中でのキャンプでしたけれど、トータルとしては良い方向に向かっている」と合格点を与えた。

 熊本では開幕へ向けたチームづくりを本格化させる。まずは、合流が遅れた選手のコンディション調整が急務。その上で「前からのプレッシング、ボールを奪ってからのショートカウンター、相手が引いてしまってからの崩し、ボールを奪われてからの切り替え」と指揮官。実戦を想定した具体的な作業へと移行させていく。

 ベテランと若手の融合でチーム力の底上げも図る。新加入のFW興梠とDF西、さらにMF小野と経験豊富なベテランが在籍する。「彼らの経験やアドバイスが必要。そうした役割を求めていきたい」と化学変化に期待する。

 19日の開幕まで残り2週間。9日から再開される2次キャンプへ「選手たちは家族と良い時間を過ごし、リフレッシュして、また熊本キャンプをスタートさせたい」。いよいよ開幕への最終仕上げに突入する。
(西川薫)

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