高校野球
白樺が〝帯広ダービー〟制し8強進出 兄に続いて甲子園出場を目指す金井瀬那がサヨナラ打【北北海道大会】
■全国高校野球選手権北北海道大会(7月13日、旭川スタルヒン)
▽4回戦 帯広大谷0-1白樺
北大会8強の最後の椅子ゲット
5度目の夏の甲子園出場を狙う白樺と、3回戦で春の全道王者・旭川志峯を撃破し、2度目の夏の甲子園出場へ勢いづく帯広大谷の一戦は、1点を争う好ゲームに。両軍無得点で迎えた九回、白樺は2死二、三塁のチャンスをつくると、5番の金井瀬那内野手(2年)が右翼手の頭を越えるタイムリーを放ってサヨナラ勝ち。北大会8強の最後の椅子を勝ち取った。
旭川を舞台に行われた〝帯広ダービー〟は、まさに激闘と呼ぶにふさわしい戦いとなった。中盤戦までは白樺・玉手瑛斗(3年)、帯広大谷・櫻井啓太朗(3年)の両先発が、相手の出塁をほぼ許さぬ緊迫の投手戦を展開。八回は両軍が満塁のチャンスをつくり出すも、白樺は小刻みな継投策で、帯広大谷は続投した櫻井の粘りのピッチングで、スコアボードに「0」を刻む。
ピンチの後にドラマあり
そして白樺が九回1死満塁のピンチを、4番手の村端勇心(3年)の連続三振で脱した裏の攻撃に、ドラマが待っていた。一打サヨナラの場面をつくり出すと、金井が放った打球はライトへ。懸命にグラブを伸ばす右翼手の頭上を越えて、白球がグラウンドに跳ねると、白樺学園のベンチ、応援席からはこの日一番の歓声が沸き上がった。殊勲の金井は、興奮の面持ちで決着の場面を振り返る。「前の打席まで自分の思うようなバッティングができなかったんですけど、最後はチャンスで回ってくると、打席の前で思っていて。内に来た球を打ってやろうと、思い切っていきました。最後の打席でいいところで一本出せたと思います」
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